CAT POWER / ディランの不朽の名曲15曲のカバーをロイヤル・アルバート・ホールで録音したスペシャルなライブ・アルバム『Cat Power Sings Dylan: The 1966 Royal Albert Hall Concert』より、「Mr. Tambourine Man」と「Like A Rolling Stone」の2曲を公開!
2022.10.24
CAT POWER / ディランの不朽の名曲15曲のカバーをロイヤル・アルバート・ホールで録音したスペシャルなライブ・アルバム『Cat Power Sings Dylan: The 1966 Royal Albert Hall Concert』より、「Mr. Tambourine Man」と「Like A Rolling Stone」の2曲を公開!
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シンガー・ソングライター、キャット・パワーが、11月10日に発売される最新作『Cat Power Sings Dylan: The 1966 Royal Albert Hall Concert』から、「Mr. Tambourine Man」と「Like A Rolling Stone」の2曲を公開した。本作品は、2022年11月5日にレコーディングされたロイヤル・アルバート・ホールでのコンサート音源を収録したライブ・アルバムであり、アルバム全体がボブ・ディランの伝説のコンサートをカバーしたユニークな内容となっている。新曲の公開に合わせて、アメリカが世界に誇る音楽の殿堂、カーネギーホールでのバレンタインデー公演も発表された。この公演は、本作に付随したもので、1966年にボブ・ディランが行ったロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでのコンサートを再現したものとなる。
Mr. Tambourine Man (Live At The Royal Albert Hall) (Official Audio)
Like A Rolling Stone (Live At The Royal Albert Hall) (Official Audio)
なおキャット・パワーは10月28日に英BBC『Later... with Jools Holland』に出演し、「Mr. Tambourine Man」を披露する予定。
本作『Cat Power Sings Dylan: The 1966 Royal Albert Hall Concert』は、キャット・パワーがボブ・ディランに敬意を表し、1966年に行った音楽史上最も伝説的なコンサートの一つを完全再現したもの。マンチェスターにあるフリー・トレード・センターで録音されたものだったが、誤った表記で60年代末に出回った海賊盤のおかげで『ロイヤル・アルバート・ホール』として長い間広く知られるようになった。ショーの途中でアコースティックの編成からエレクトリックを取り入れたバンド編成に切り替えたボブ・ディランが、フォーク原理主義者のファンから「ユダ!」(裏切り者)と叫ばれ、ロックンロールの歴史の流れを変えたと言われている。その後公式盤としてもリリースされたこの作品は、最も偉大なライブ作品の一つとして語り継がれている。
Mr. Tambourine Man (Live At The Royal Albert Hall) (Official Audio)
Like A Rolling Stone (Live At The Royal Albert Hall) (Official Audio)
なおキャット・パワーは10月28日に英BBC『Later... with Jools Holland』に出演し、「Mr. Tambourine Man」を披露する予定。
本作『Cat Power Sings Dylan: The 1966 Royal Albert Hall Concert』は、キャット・パワーがボブ・ディランに敬意を表し、1966年に行った音楽史上最も伝説的なコンサートの一つを完全再現したもの。マンチェスターにあるフリー・トレード・センターで録音されたものだったが、誤った表記で60年代末に出回った海賊盤のおかげで『ロイヤル・アルバート・ホール』として長い間広く知られるようになった。ショーの途中でアコースティックの編成からエレクトリックを取り入れたバンド編成に切り替えたボブ・ディランが、フォーク原理主義者のファンから「ユダ!」(裏切り者)と叫ばれ、ロックンロールの歴史の流れを変えたと言われている。その後公式盤としてもリリースされたこの作品は、最も偉大なライブ作品の一つとして語り継がれている。
キャット・パワーのロイヤル・アルバート・ホール公演は、London Times紙やTelegraph紙などの主要メディアで絶賛され、今年5月に行われたシドニー・オペラ・ハウス公演を経て、2023年11月6日と7日には、1960年代に爆発的に広まったフォーク・シーンにおいて重要な役割を果たしたLAの伝説的ライブハウス、トルバドールでの2公演が控える。来年2月14日のカーネギー・ホール公演も間違いなく特別なものになるだろう。ボブ・ディランですら1965年以来、カーネギー・ホールでの単独公演は行っていない。