2019年を代表する作品として各所で絶賛されたFKAツイッグスのセカンド・アルバム『MAGDALENE』からスクリレックス、ニコラス・ジャー、カシミア・キャット、ベニー・ブランコら錚々たる才能が集結した人気曲「sad day」のミュージック・ショート・フィルムが公開。監督はチャイルディッシュ・ガンビーノ「This Is America」のMVでグラミー賞を受賞した鬼才ヒロ・ムライが務めており、両者のコラボレーションは初となる。FKAツイッグスが「私の身体を使って今まで行ってきたトレーニングやダンスなど全てのことがこの結果を導いた」と語る通り、少林武術センターで3年もの年月を費やした太極拳トレーニングの集大成として披露するスタント無しの迫力のソード・アクション、息を飲むヴィジュアル・エフェクト、そして雄弁な映像美が貫かれた映像作品となっている。
「10年以上住んでいるこの街ロンドンで、魔法を見つけるような体験だったわ」 - FKAツイッグス
最新アルバム『MAGDALENE』は、FKAツイッグス自身が制作/プロデュースを手掛けているほか、エレクトロニック・ミュージック界を代表するプロデューサーのニコラス・ジャーを筆頭にスクリレックス、ダニエル・ロパティン、カシミア・キャット、フューチャー、コアレス、イーサン・P・フリン、ベニー・ブランコら多数アーティストがコラボレーターとして名を連ねており、ピッチフォークでは2019年の最高得点を獲得し、世界中で年間ベスト・アルバムに選出された作品でグラミー賞にもノミネートされた。