Marigold
Pinegrove
RELEASE: 2020.01.17
米でカルト的人気を誇るエモさ全開ロックバンド、パイングローヴが最新アルバム『Marigold』を2020年1月17日にリリース!
近年のUSインディー/エモシーンを牽引する若手バンドとして知られる米ニュージャージー発のパイングローヴが、40年近い歴史を持つUKを代表する老舗レーベル〈Rough Trade 〉から2020年1月17日に最新アルバム『Marigold』をリリースすることを発表した。これに合わせて、バンド史上初となるMVを解禁している。
エヴァン・スティーヴンズ・ホール(g/vo)によると、今回公開した「Phase」は不眠症をテーマにしている。寝ようとしていても心に色々なことが思い浮かぶ、自分の部屋を見回す、ベッドから物を見る、自分が何をできるのか何をすべきなのかその全てを考える、やらなくてはならないタスクを列挙する、自分の頭にリストを作る、不安感へと移行していく、そして最後に上手くいけば眠ることができる…そんな様子を表現しているそうだ。
パイングローヴは、ニュージャージー州のモントクレアで、子供の頃から友達だったエヴァン・スティーヴンズ・ホールと、ザック・レヴィーン(ds)によって2010年に結成された。ホール曰くバンド名は、自身が大学の敷地にあった「美しく統制されているようで、自然のまま雑然としている松林(pine grove)」に由来している。
地元の街のDIYシーンにルーツを持つパイングローヴは、ホール特有の陽気さと、彼の内省的かつ詩的な歌詞が話題となり音楽配信サービスBandcampで熱心なファン層を築いていった。同バンドはカントリーやフォーク、パンクロック・シーンなどに強い影響を受けており、その非常にエモーショナルなロックサウンドでファンから絶大的な支持を得ている。また感情満ち溢れたライブ演奏も話題となり、過去3年に米国で行われた全てのショーがソールドアウトしたという伝説も持つ。パイングローヴはこれまでに『Everything So Far』(2015)、『Cardinal』(2016)、『Skylight』(2018年)の3枚のアルバムをリリース。Pitchfork は、初期ウィルコのルーツ・サウンドやビルト・トゥ・スピルを引き合いに出して、『Cardinal』を“強烈な作品”と絶賛した。
アルバム『Marigold』は、2020年1月17日 (金) 発売。国内盤CDにはボーナストラック2曲が追加収録され、歌詞対訳とライナーノーツが封入される。現在iTunes Storeでアルバムを予約すると、既に公開されている「Moment」と今回新たに公開された「Phase」がいち早くダウンロードできる。
“過去20年で常に不動の人気を誇ったロックバンドたちの安定期を思い起こさせる”
- Pitchfork
“パイングローヴ...リスナーの心を打ち砕き、それを再び一つにまとめるということを1曲でやり遂げるエヴァン・スティーヴンズ・ホールの能力が中心となっている”
- Consequence Of Sound
“パイングローヴ のユニークなところは、不透明感や、疑念、恐怖を凝縮しているが、そこに威圧感を感じさせないところだ”
- DIY Magazine