諸君、これがロックというものだ
- rockin'on

衰えぬ情熱と意欲に感服
- Music Magazine ★★★★★★★★☆☆

彼女がこの10年で証明したことは、彼女のアートや人生、クールさなどは、決して他の誰かに依存しているわけではないということだ。時間をかけて、芸術を創り続けることによって、彼女は自らの船を軌道修正させてきた。そして、その船を、またもやスリリングな未知の海へと向かわせたのだ
- NEW YORK TIMES

何十年もの間、ソニック・ユースやソロとしての活動を通じて、キム・ゴードンは独自のアヴァンギャルドなクールさを醸し出してきた。だが、今の彼女は、激しく、粗野なラップで独自の道を切り開こうとしているのだろうか? 我々には、この激震するほどの地獄を味わう準備ができていない
- NPR

ラッパーたちがロックスターの身分というものを再定義しようと模索する中、ゴードンは自身の経歴をあらためて主張するだけで、前進する道を示すことができる
- FADER

フジロックでいよいよ来月来日するキム・ゴードンが、今年3月にリリースした待望のセカンド・ソロ・アルバム『The Collective』に未収録の新曲「ECRP」を、娘であるココ・ゴードン・ムーアが監督を務めたミュージック・ビデオと共に公開した。このビデオでは、ジャスティン・ライゼンがプロデュースしたこの曲の幻惑的なサウンドをニューヨークの様々な街角の風景が彩り、キムが「言論の自由の噂」などを口ずさんでいる。

Kim Gordon- "ECRP" (Official Music Video)


キム・ゴードンの故郷であるロサンゼルスでレコーディングされた作品である『The Collective』は、2019年のデビュー作『No Home Record』に続くもので、今回もプロデューサーのジャスティン・ライゼン(リル・ヨッティ、ジョン・ケイル、ヤー・ヤー・ヤーズ、チャーリーXCX、イヴ・トゥモア)とのコラボレーションを継続し、アンソニー・ポール・ロペスが追加プロデューサーとして参加している。このアルバムでは、機材の破損したようなぶっ飛んだダブやトラップといった様々な音楽ジャンルの構成が、ゴードンによる直感的な言葉のコラージュやフックのあるマントラに箔をつけている。 本作には、国内盤CDにジョセフィン・プライドによる寄稿文の翻訳を封入。また、数量限定で国内盤CD+Tシャツセットも販売している。輸入盤はCDに加えて通常ブラック・ヴァイナルと、数量限定コークボトル・グリーン・ヴァイナルで発売中。

ニューヨークのセントラルパークSummerStageでの満員のギグを含む北米公演を終えたばかりのキム・ゴードンは、昨夜からロンドンのKOKOでヨーロッパ公演を開始し、6月30日にはグラストンベリーのWoodsiesステージに出演し、7月28日にはここ日本においてフジロックフェスティバル ’24に出演する。

FUJI ROCK FESTIVAL '24
7月26日 (金) 27日(土) 28日(日)
新潟県湯沢町苗場スキー場
https://www.fujirockfestival.com/

※キム・ゴードンは3日目の28日(日)に、ホワイト・ステージに登場する。