ティコことスコット・ハンセンは、今作のテーマを「未来への希望と過去へのレクイエム」と説明する。公開されたミュージックビデオは、アニメーションを制作したヴィジュアル・アーティストのPixel FluxことRicardo B. Ponceとの共同制作で、編集と監督はスコット本人が行なっている。
『ラスベガスをやっつけろ (原題: Fear and Loathing in Las Vegas)』の中で、ジャーナリストがタイプライターの前に座り、窓から自分の過去を眺めながら、混沌の中に意味を見出そうとするシーンを回想してたんだ。『Infinite Health』は、精神的、感情的、肉体的な癒しのためのマントラであり、癒しと内省のための空間づくりをテーマにしている。結局のところ、我々に本当に必要なのは肉体的、精神的に健康でいることであり、誰もが家族や友人が永遠に健康であることを願う。そういう意味では、永遠の健康とは当たり前であり、必要不可欠なものだ。
- Scott Hansen (Tycho)
Tycho - Phantom (Official Video)
ティコことスコット・ハンセンは、今作のテーマを「未来への希望と過去へのレクイエム」と説明する。公開されたミュージックビデオは、アニメーションを制作したヴィジュアル・アーティストのPixel FluxことRicardo B. Ponceとの共同制作で、編集と監督はスコット本人が行なっている。
『ラスベガスをやっつけろ (原題: Fear and Loathing in Las Vegas)』の中で、ジャーナリストがタイプライターの前に座り、窓から自分の過去を眺めながら、混沌の中に意味を見出そうとするシーンを回想してたんだ。『Infinite Health』は、精神的、感情的、肉体的な癒しのためのマントラであり、癒しと内省のための空間づくりをテーマにしている。結局のところ、我々に本当に必要なのは肉体的、精神的に健康でいることであり、誰もが家族や友人が永遠に健康であることを願う。そういう意味では、永遠の健康とは当たり前であり、必要不可欠なものだ。
- Scott Hansen (Tycho)
配信リンク
URL/https://tycho.lnk.to/infinite-healthPR
サウンド面で言えば、今作では、電子音をベースにしたスタイルに回帰し、ブレイク、ドラム、リズムの要素に重点が置かれている。それらを追うように、メロディーが加えられているのが特徴となっている。
リードシングルの「Phantom」は、スコットがアルバムの中で最も気に入っている曲と語っているほど、輝きを放っている。虹色に輝く80年代風のヴィジュアルが印象的なこのアップビートなトラックは、ティコのトレードマークであるサウンドにイタロ・ディスコのネオン・ノワールを取り入れたものだ。
2001年にプロジェクトをスタートさせて以来、スコット・ハンセンは独自のスタイルでティコのサウンドを進化させ続けてきた。その過程で、グラミー賞に2度ノミネートされ、オデッザ、マギー・ロジャース、リトル・ドラゴン、リオン・ブリッジズ、デス・キャブ・フォー・キューティーなど、数え切れないほどのアーティストとコラボレーションを行なっている。
そして今、ティコは2019年の『Weather』と2020年の『Simulcast』という姉妹作に続く新作を完成させ、新たなフェイズに突入した。グリズリー・ベアのクリス・テイラーも共同プロデューサーに名を連ねた今作のレコーディング・プロセスにおいて、スコットは個性と簡潔さを目標に置いたという。"自分たちのルーツに忠実でありながら、可能な限り異なるサウンドにしよう”というのが全体的なコンセプトだったと彼は説明する。
ティコ待望の最新アルバム『Infinite Health』は、CD、LP、デジタル/ストリーミング配信で8月30日 (金) に世界同時リリース。国内盤CDには、ボーナストラック「Phantom Prologue」が追加収録され、解説書が封入される。LPは通常盤(ブラック・ヴァイナル)に加え、限定盤(スカイブルー・ヴァイナル)も発売される。