2000年代を代表する世界的ロック・バンド、フランツ・フェルディナンドが、6年半ぶりの待望のニュー・アルバム『The Human Fear』を発表し、先行シングル「Audacious」をミュージックビデオとともに解禁した。本作は1月8日 (水) に日本先行でリリースされ、国内盤CDにはボーナストラック「It’s Funny」が追加収録される。LPは、通常盤 (ブラック・ヴァイナル)に加え、限定盤 (ホワイト・ヴァイナル)、さらにdiskunion限定のオルタナティヴ・カバー盤 (ブラック・ヴァイナル) が発売。タワーレコード渋谷店では数量限定のカセットテープも発売。国内盤CDと日本語帯付き仕様盤LPには、歌詞対訳と解説書が封入され、Tシャツ付きセットも発売される。
Franz Ferdinand - Audacious (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=21JuGhzLcz0/
2013年のアルバム『Right Thoughts, Right Words, Right Action』でもタッグを組んだマーク・ラルフを再びプロデューサーに迎えた最新作『The Human Fear』は、リスナーの心を一瞬で掴み、人生を前向きにしてくれるようなアップビートな傑作であり、臆することなく独自のスタイルを突き進み、フランツらしさを炸裂させている。
スコットランドのAYRスタジオでレコーディングされた『The Human Fear』収録の全11曲は、人間の奥底に潜む恐怖と、どのようにその恐怖を克服し受け入れることが、私たちの人生を動かし、定義づけるかを暗示している。
このアルバムの制作は、これまでで最も人生を肯定してくれるような経験の一つだった。タイトルは『The Human Fear』。恐怖とは、自分が生きていることを実感させてくれるもの。僕たちは皆、恐怖が与えてくれる刺激や興奮に何らかの形で中毒になっていると思う。それにどう反応するかで、いかに僕らが人間であるかがわかる。だから、ここにあるのは、恐怖を通して人間であることのスリルを求める楽曲群なんだ。一聴しただけでは必ずしも気づかないだろうけど。
- アレックス・カプラノス (フランツ・フェルディナンド)
アルバムからの先行シングル「Audacious」のミュージックビデオは、長年フランツとコラボレートしてきたアンディ・ノウルズが監督を務め、 何年もの間、バンドが地元グラスゴーの凱旋ライブを行う舞台となっていたバロウランド (Barrowland) で撮影された。
この曲は、自分の周りにある存在が構造から崩れていくのを感じたときに、大胆な対応をすることについて書いているんだ。図太く、勇敢であること、逆らうこと。無の永遠を淵から覗き込み「そうさ!クソ食らえ!今日はノー・サンキューだ!」てね。
- アレックス・カプラノス (フランツ・フェルディナンド)
「Audacious」を初めて聴いたとき、すぐにこれは祝福のミュージックビデオを必要とする曲だと感じた。2022年に「Curious」でとった愉快なアプローチをベースにし、人生のより陰鬱な瞬間と、物事を ‘大胆な(audacious)’ 視点で見るときの爆発的な楽しさを対比させているんだ。
- アンディ・ノウルズ
フランツ・フェルディナンドは、グラスゴーの廃墟でアンダーグラウンドなパーティーを開いていた結成当初から、新鮮で、色褪せず、前向きで、アート・スクール的でありながらビッグ・ソングを愛するという、超越的な視点によって独自のスタイルを築き上げてきた。『The Human Fear 』は間違いなくこの伝統を受け継いだ作品だ。個性的でありながら新しく、音楽的にも創造的にも、このレコードは前へ前へと突き進もうするバンドの姿を描いている。
スタジオに入る前に、彼らは曲のほとんどすべてを書き上げていた。アイデアとしては、レコーディングに入る前にソングブックを準備し、一旦スタジオに入ったらすぐに実行に移すというものだった。曲の多くはバンドが部屋にいる状態でライブ録音され、アルバムに収録されているボーカルの多くはオリジナル・テイクである。
今作は、オードリー・テイトとディーノ・バルドーをメンバーに迎えた初のスタジオ・アルバムであると同時に、2017年に加入したジュリアン・コリーがアレックス・カプラノス、ボブ・ハーディと共に作曲や創作活動に参加したアルバムとなった。
美学とスタイルをサウンドと同じくらい重要視するバンドとして、ハンガリーのアーティスト、ドーラ・マウラーの自画像「7 Twists」にインスパイアされたジャケット・アートワークにも、その重要性が反映されている。マウラーの作品が魅力的だったのは、彼らが自分たちの音楽に求めていること、つまり無視することのできない鮮烈な即興性と、何度聴いても飽きない繰り返しに耐える深みと脆さをあわせ持っていることにある。
もしかすると本作は恐怖についての楽曲集かもしれないし、もしかすると時代を象徴するバンドが、疑う余地のない生きたレガシーを継続していることを証明する楽曲集なのかもしれない。それは恐れるべきことなのだろうか?
『The Human Fear』はCD、LP、カセット、デジタル/ストリーミング配信でリリースされる。1月8日 (水) に日本先行でリリースされ、国内盤CDにはボーナストラック「It’s Funny」が追加収録される。LPは、通常盤 (ブラック・ヴァイナル)に加え、限定盤 (ホワイト・ヴァイナル)、さらにdiskunion限定のオルタナティヴ・カバー盤 (ブラック・ヴァイナル) が発売。タワーレコード渋谷店では数量限定のカセットテープも発売。国内盤CDと日本語帯付き仕様盤LPには、歌詞対訳と解説書が封入され、Tシャツ付きセットも発売される。
フランツ・フェルディナンド|FRANZ FERDINAND
2003年5月にドミノと契約し、1stシングル「Darts Of Pleasure」をリリース。2ndシングル「Take Me Out」は世界中で爆発的な成功を収め、フランツ・フェルディナンドの名を世界に轟かせた。その名を冠したデビュー・アルバム『Franz Ferdinand』は全世界で500万枚以上のセールスを記録。アーティストとして常に前進を続け、『You Could Have It So Much Better』(2005年)、『Tonight: Franz Ferdinand』(2009年)、『Right Thoughts, Right Words, Right Action』(2013年)、『Always Ascending』(2018年)といったアルバム作品を世に送り出し、フランツ独自のサウンドスタイルを築き上げると同時に、ダン・キャリー、ホット・チップのジョー・ゴダードやアレクシス・テイラー、トッド・テリエ、フィリップ・ゼダールら、最も先駆的なプロデューサーたちと仕事をしている。
彼らの音楽は世界的に反響を呼び続け、約20年の間に、商業的にも評価的にも世界最大のUKバンドのひとつとなった。アルバム・セールスは1,000万枚を超え、現在までに25億回のストリーミング、14枚のプラチナ・アルバム、ブリット・アウォード、アイヴァー・ノヴェロ、マーキュリー・プライズ、さらには、グラミー賞にもノミネートを果たしている。レディング&リーズ、ロック・アン・セーヌ、プリマヴェーラ、オール・ポイント・イーストといったフェスティヴァルでのヘッドライナーを含む、煽情的なライヴ・ショーのチケットは世界中で600万枚を売り上げを記録。2022年にリリースされたグレイテストヒッツ作品『Hits To The Head』は、彼らの楽曲の多くがいかに普遍的で愛されてきたかを思い起こさせるものであり、イギリスではロンドンのアレクサンドラ・パレスを完売させるなど、UK音楽史上最も重要なバンドとしての地位を確立している。
Franz Ferdinand - Audacious (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=21JuGhzLcz0/
2013年のアルバム『Right Thoughts, Right Words, Right Action』でもタッグを組んだマーク・ラルフを再びプロデューサーに迎えた最新作『The Human Fear』は、リスナーの心を一瞬で掴み、人生を前向きにしてくれるようなアップビートな傑作であり、臆することなく独自のスタイルを突き進み、フランツらしさを炸裂させている。
スコットランドのAYRスタジオでレコーディングされた『The Human Fear』収録の全11曲は、人間の奥底に潜む恐怖と、どのようにその恐怖を克服し受け入れることが、私たちの人生を動かし、定義づけるかを暗示している。
このアルバムの制作は、これまでで最も人生を肯定してくれるような経験の一つだった。タイトルは『The Human Fear』。恐怖とは、自分が生きていることを実感させてくれるもの。僕たちは皆、恐怖が与えてくれる刺激や興奮に何らかの形で中毒になっていると思う。それにどう反応するかで、いかに僕らが人間であるかがわかる。だから、ここにあるのは、恐怖を通して人間であることのスリルを求める楽曲群なんだ。一聴しただけでは必ずしも気づかないだろうけど。
- アレックス・カプラノス (フランツ・フェルディナンド)
アルバムからの先行シングル「Audacious」のミュージックビデオは、長年フランツとコラボレートしてきたアンディ・ノウルズが監督を務め、 何年もの間、バンドが地元グラスゴーの凱旋ライブを行う舞台となっていたバロウランド (Barrowland) で撮影された。
この曲は、自分の周りにある存在が構造から崩れていくのを感じたときに、大胆な対応をすることについて書いているんだ。図太く、勇敢であること、逆らうこと。無の永遠を淵から覗き込み「そうさ!クソ食らえ!今日はノー・サンキューだ!」てね。
- アレックス・カプラノス (フランツ・フェルディナンド)
「Audacious」を初めて聴いたとき、すぐにこれは祝福のミュージックビデオを必要とする曲だと感じた。2022年に「Curious」でとった愉快なアプローチをベースにし、人生のより陰鬱な瞬間と、物事を ‘大胆な(audacious)’ 視点で見るときの爆発的な楽しさを対比させているんだ。
- アンディ・ノウルズ
フランツ・フェルディナンドは、グラスゴーの廃墟でアンダーグラウンドなパーティーを開いていた結成当初から、新鮮で、色褪せず、前向きで、アート・スクール的でありながらビッグ・ソングを愛するという、超越的な視点によって独自のスタイルを築き上げてきた。『The Human Fear 』は間違いなくこの伝統を受け継いだ作品だ。個性的でありながら新しく、音楽的にも創造的にも、このレコードは前へ前へと突き進もうするバンドの姿を描いている。
スタジオに入る前に、彼らは曲のほとんどすべてを書き上げていた。アイデアとしては、レコーディングに入る前にソングブックを準備し、一旦スタジオに入ったらすぐに実行に移すというものだった。曲の多くはバンドが部屋にいる状態でライブ録音され、アルバムに収録されているボーカルの多くはオリジナル・テイクである。
今作は、オードリー・テイトとディーノ・バルドーをメンバーに迎えた初のスタジオ・アルバムであると同時に、2017年に加入したジュリアン・コリーがアレックス・カプラノス、ボブ・ハーディと共に作曲や創作活動に参加したアルバムとなった。
美学とスタイルをサウンドと同じくらい重要視するバンドとして、ハンガリーのアーティスト、ドーラ・マウラーの自画像「7 Twists」にインスパイアされたジャケット・アートワークにも、その重要性が反映されている。マウラーの作品が魅力的だったのは、彼らが自分たちの音楽に求めていること、つまり無視することのできない鮮烈な即興性と、何度聴いても飽きない繰り返しに耐える深みと脆さをあわせ持っていることにある。
もしかすると本作は恐怖についての楽曲集かもしれないし、もしかすると時代を象徴するバンドが、疑う余地のない生きたレガシーを継続していることを証明する楽曲集なのかもしれない。それは恐れるべきことなのだろうか?
『The Human Fear』はCD、LP、カセット、デジタル/ストリーミング配信でリリースされる。1月8日 (水) に日本先行でリリースされ、国内盤CDにはボーナストラック「It’s Funny」が追加収録される。LPは、通常盤 (ブラック・ヴァイナル)に加え、限定盤 (ホワイト・ヴァイナル)、さらにdiskunion限定のオルタナティヴ・カバー盤 (ブラック・ヴァイナル) が発売。タワーレコード渋谷店では数量限定のカセットテープも発売。国内盤CDと日本語帯付き仕様盤LPには、歌詞対訳と解説書が封入され、Tシャツ付きセットも発売される。
フランツ・フェルディナンド|FRANZ FERDINAND
2003年5月にドミノと契約し、1stシングル「Darts Of Pleasure」をリリース。2ndシングル「Take Me Out」は世界中で爆発的な成功を収め、フランツ・フェルディナンドの名を世界に轟かせた。その名を冠したデビュー・アルバム『Franz Ferdinand』は全世界で500万枚以上のセールスを記録。アーティストとして常に前進を続け、『You Could Have It So Much Better』(2005年)、『Tonight: Franz Ferdinand』(2009年)、『Right Thoughts, Right Words, Right Action』(2013年)、『Always Ascending』(2018年)といったアルバム作品を世に送り出し、フランツ独自のサウンドスタイルを築き上げると同時に、ダン・キャリー、ホット・チップのジョー・ゴダードやアレクシス・テイラー、トッド・テリエ、フィリップ・ゼダールら、最も先駆的なプロデューサーたちと仕事をしている。
彼らの音楽は世界的に反響を呼び続け、約20年の間に、商業的にも評価的にも世界最大のUKバンドのひとつとなった。アルバム・セールスは1,000万枚を超え、現在までに25億回のストリーミング、14枚のプラチナ・アルバム、ブリット・アウォード、アイヴァー・ノヴェロ、マーキュリー・プライズ、さらには、グラミー賞にもノミネートを果たしている。レディング&リーズ、ロック・アン・セーヌ、プリマヴェーラ、オール・ポイント・イーストといったフェスティヴァルでのヘッドライナーを含む、煽情的なライヴ・ショーのチケットは世界中で600万枚を売り上げを記録。2022年にリリースされたグレイテストヒッツ作品『Hits To The Head』は、彼らの楽曲の多くがいかに普遍的で愛されてきたかを思い起こさせるものであり、イギリスではロンドンのアレクサンドラ・パレスを完売させるなど、UK音楽史上最も重要なバンドとしての地位を確立している。