Columbo
Bruno Major
RELEASE: 2023.07.21
CD 国内盤
BRC742(解説書・歌詞対訳付き/ボーナストラック追加収録)
BRC742(解説書・歌詞対訳付き/ボーナストラック追加収録)
¥ 2,400 +tax
ビリー・アイリッシュやBTSも賛辞を送る人気シンガー・ソングライター、ブルーノ・メジャー。先日待望の来日公演と3年振りの新曲「We Were Never Really Friends」を発表し話題となっていた彼が、新たに最新アルバム『Columbo』を発表!あわせてタイトルトラック「Columbo」をミュージックビデオと共に解禁した。
Bruno Major - Columbo (visualizer)
本作『Columbo』は、2020年の2ndアルバム『To Let a Good Thing Die』に続く、待望のニュー・アルバムとなる。12曲からなるアルバム (日本盤CDにはボーナストラック2曲を追加収録)は、主観的な視点から書かれた自伝的な楽曲と、客観的な視点から書かれた楽曲を織り交ぜ、ブルーノの持つ表現の引き出しをさらに拡張し、これまでで最も完成度が高く「正直」な作品となっている。2020年初頭にコロナが世界で猛威を振るった際、ブルーノはノーサンプトンにある実家に滞在した。そこで彼はまったく白紙の状態になり、私生活で大変な時期を過ごしたという。規制が解除されると、彼はロサンゼルスに向かい、アイボリーホワイトの1978年製メルセデス380SLのヴィンテージモデルを手に入れ、コロンボと名付けた。しかしある運命的な日のゴールデンアワー (日の入りの前後に太陽が傾き、空の色が変化する時間帯)、彼の車は、他の車と衝突してしまう。このアルバムの切ないタイトル曲「Columbo」のメランコリックなメロディが生まれ、そこからストーリーは展開していく。
公開された「Columbo」は、ブルーノの優美な歌声とシンプルなギターの旋律が相まって、アメリカン・ソングブックの雰囲気を醸し出している。ポール・サイモンの影響が感じられるこの曲は、複雑なギターのフレーズと切ない歌声が特徴的で、そこにハーモニーが幾重にも重ねられ、クライマックスを迎える。春の季節を感じさせるサウンドとは裏腹に、その歌詞は愛、喪失、自由について表現している。
『Columbo』では、他のどのアルバムよりも、自分が言いたいことを正確に伝える方法を見つけることができたんだ。このアルバムを通して、僕自身と他の人々や物事との関係を掘り下げた。壮大なスケールの自己分析なんだ。- Bruno Major
『Columbo』は、華やかなピアノのイントロと、スネアのないクリーンなドラムパターンとギターの透き通った音色が、ニール・ヤングの「Out on the Weekend」を連想させる「The Show Must Go On」で幕を開ける。続く「Tell Her」では、とろけるようなR&Bを聴かせ、アルバム後半の「Tears in Rain」は亡き祖母に捧げられている。アルバムを締めくくる「The End」は、敬愛するクイーンからの影響を感じさせ、何よりブライアン・メイを思い起こさせる、ギター・ソロが素晴らしい。『Columbo』は、ブルーノ・メジャーにとって、これまでで最も完璧に自身のアーティスト性を表現することのできた作品だ。
アルバム発表に先立ってリリースされた「We Were Never Really Friends」に対しては、すでに各メディアから様々な賞賛の声が上がっている。
ピアノ・バラードのように見せかけたクラシックな友情崩壊物語であり、後半には耳に残るギター・ソロを伴う熱唱型ロックへと発展する。- Billboard
「We Were Never Really Friends」は、ブルーノ・メジャーの魅力を再確認するのにうってつけだ。代名詞である心を揺さぶる音色に加え、生き生きとしたクラシック・ロックの影響を感じさせ、彼自身が新たなチャプターの中で、エキサイティングな挑戦をしていることを示唆している。- Ones To Watch
ビートルズやエルトン・ジョンが極めたピアノ主導の70年代サウンドを彷彿とさせる。- Genius
Bruno Major - We Were Never Really Friends (official video)