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BONOBO / フジロック伝説のライブから5年 バンドセット+ストリングスの豪華ステージ! 音響と映像、照明が織りなす圧巻の世界観!!

2022.08.03

BONOBO / フジロック伝説のライブから5年 バンドセット+ストリングスの豪華ステージ! 音響と映像、照明が織りなす圧巻の世界観!!

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BONOBO / フジロック伝説のライブから5年 バンドセット+ストリングスの豪華ステージ! 音響と映像、照明が織りなす圧巻の世界観!!

BONOBO @ WHITE STAGE 7/29(FRI)

 2017年にアルバム『Migration』を携え、フジロック・ホワイトステージでバンドセットによる日本初ライブを披露したボノボことサイモン・グリーン。作品リリースの度に数年かけて行うワールドツアーで叩き上げてきたバンドが紡ぐ夢見心地なグルーヴは、霧雨煙る夕方の苗場と完璧にマッチし、入場規制がかかるほどに聴衆を魅了した。

 あの伝説のライブから5年。ロサンゼルスに居を構える彼は、社会情勢の大きな変化やカリフォルニアの山火事、ウイルスのパンデミックに翻弄されながらも、閉塞感にとらわれまいと、積極的に大自然の中に身を置いた。そうした経験から得たインスピレーションをもとに制作された2022年の最新アルバム『Fragments』を発表し、再び、音楽と共に世界を巡る旅に出たサイモン・グリーンは、ギター、ドラム、キーボード、3人のホーンセクションからなる熟達したフルバンドにニコール・ミグリスをボーカルに迎えた総勢8人でホワイトステージ初日のヘッドライナーを務めた。

 夜の森を幻想的に彩るVJとライティングのもと、オープニングナンバーは最新作の大きな特徴であるララ・ソモギのドリーミーなハープとミゲル・アトウッド・ファーガソンがアレンジを施したストリングスを散りばめた「POLYGHOST」。サイモンは、ベースギターとムーグベースを使い分けながら、新たに習得したモジュラーシンセの繊細に瞬くようなサウンドを加え、よりディープかつエレクトロニックに。そこに抑揚がついたバンドサウンドのオーガニックなグルーヴやホーンのあたたかくソウルな音色を合わせることで、独自の音楽世界を現出。前半から中盤にかけ、セオ・パリッシュ、ムーディーマンに触発されたスモーキーなハウストラック「Shadows」からトリッピーなR&B「Tides」、シネマティックなインストヒップホップ「Kiara」、モロッコの伝統音楽、グナワの要素を織り込んだ「Bambro Koyo Ganda」やカリンバのイントロでお馴染みの代表曲「Cirrus」のようなエスニックなダンストラックまで、バンドは徐々に高揚感を高めながらジャンルや国境を縦横無尽に越えていった。

 そして、後半はサイモンがたった一人でモジュラーシンセのエレクトリックジャムを繰り広げた「Linked」をはじめ、近年のトレンドであるレイヴィーなブレイクビーツやハウスと共鳴。そのシームレスなグルーヴは、大友克洋『AKIRA』のサウンドトラック(芸能山城組)へのオマージュである終盤の「Otomo」でピークへ。ブルガリアン・クワイアのボーカルサンプルとバンドが生み出す強烈なグルーヴは、ホワイスステージにカタルシスをもたらした。

 「破片」や「断片」を意味する『Fragments』は、散りばめられた多彩な音楽要素はもちろんのこと、オーガニック、エレクトリックな要素、ハープやストリングス、サンプルピースなど、ボノボの音楽世界を構成する「破片」や「断片」を指し示している。もちろん、一人一人のオーディエンスもまたその「破片」や「断片」の一部であり、この日のライブが生み出した一体感と共に、サイモン・グリーンは全てが調和したサウンドスケープを鮮やかに描ききった。

小野田雄

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