Hallucinating Love

Hallucinating Love

Maribou State

RELEASE: 2025.01.31

LABELS:

PRE ORDER

CD 国内盤

BRC757(解説書/歌詞対訳付き/ボーナストラック追加収録)

BRC757(解説書/歌詞対訳付き/ボーナストラック追加収録)

¥ 2,600 +tax

BUY

CD 輸入盤

ZENCD296

ZENCD296

¥ 2,400 +tax

BUY

LP 限定盤

ZEN296N(数量限定/カラー・ヴァイナル)

ZEN296N(数量限定/カラー・ヴァイナル)

¥ 4,800 +tax

BUY

LP 輸入盤

ZEN296

ZEN296

¥ 4,800 +tax

BUY

Cassette 輸入盤

ZENCAS296

ZENCAS296

¥ 2,400 +tax

BUY

SHARE

  • twitter
  • facebook
  • LINE

試練を越えて辿り着いた新たな響きUKエレクトロニック・デュオ
マリブー・ステートが待望の最新アルバムをリリース!

繊細なエレクトロニクスと生楽器、そしてボーカルを融合させた、クリス・デイヴィスとリアム・アイヴォリーによるUKエレクトロニック・デュオ、マリブー・ステートが、ニューアルバム『Hallucinating Love』を〈Ninja Tune〉からリリース。
2015年のデビューアルバム『Portraits』で世界的な注目を集め、その後、2019年の『Kingdom In Colour』でさらに評価を高めた。彼らの作品は、NME、Complex、GQ、Clash、Crack Magazineなどの主要メディアで高く評価され、Mixmagは「Artists Of The Year」のひとつに選出、BBC 6 Musicは『Kingdom In Colour』を「Album Of The Day」に選出している。また、アニー・マックや、ニック・グリムショー、ジャイルス・ピーターソン、トム・レイヴンズクロフト、ローレン・ラバーン、スティーブ・ラマック、ピート・トングら著名なラジオDJたちからも絶大な支持を受け、米国のKCRWやKEXPからも厚いサポートを受けている。
そんな順風満帆なキャリアを送ってきたマリブー・ステートにとって、今回発表された3rdアルバム『Hallucinating Love』の制作は、彼らにとって最大の試練となった。2020年は、新作に取り組むためのリセット期間になる予定だったが、すぐに苦境に陥ることとなる。クリスは慢性的な不眠症とADHDの診断に直面し、リアムは深刻な不安障害に悩まされた。さらに、新型コロナウイルスによる当時の世界的な状況も加わり、彼らのメンタルヘルスは大きく低下。彼らは最初に作ったアルバムの原案を破棄し、創造的な流れを取り戻すために新たな作業を開始した。しかし、2021年の終わりにはクリスが慢性的な頭痛を感じ始め、2022年春には脳の圧迫を引き起こす希少な疾患「キアリ奇形」と診断される。
2023年11月、アルバムの完成が近づくと同時に、クリスは無事に手術を終えた。この経験を経て、10代からの友人である彼らの絆はこれまで以上に強くなった。アルバムは『Hallucinating Love』と名付けられ、彼らの友情や大勢のオーディエンスを前に演奏することの歓喜、そして過去数年間の困難を乗り越えた勝利と達成感に満ちた作品となっている。
『Hallucinating Love』は、希望と挑戦に満ちた作品であり、彼らの真骨頂である精巧で美しいアンサンブルが特徴となっている。長年のコラボレーターであるホーリー・ウォーカーや、MOBO賞にノミネートされたアンドレヤ・トリアーナなどの素晴らしいゲストボーカルが参加している。また彼らは、他のアーティストとより密にコラボレートを重ね、UK各地の牧歌的な環境で行ったレコーディングセッションから大きなインスピレーションを得たことを明かしている。リアムとクリスは、才能豊かなプロデューサーのジャック・シブリーやベーシストのジョンジョ・ウィリアムズといったコラボレーターを招き、あらゆる場所で小さなコミュニティを作り上げ、制作を続けた。昨年リリースされたリードシングル「Blackoak」では、友人たちで構成されたアマチュア合唱団がフィーチャーされ、レコーディングは彼らが滞在した古い田舎の家の階段で行われたという。
重要なのは、彼ら二人がジャングルやUKガレージ、IDM、トランスといったUKのエレクトロニックミュージックの系譜を反映し、その影響と彼ら自身がその歴史の中に位置することを改めて自覚し、祝福しているという点だ。リアムは「これまではプロジェクトにおいて僕たちは非常に隠れた存在で、曖昧さと匿名性を楽しんでいた。でも年を重ねるにつれて、自分たちが誰であるかをもっと見せたいと思うようになったんだ。それと同時に、イギリスのダンスミュージック文化を指し示すのが自然な流れだった。それは本当に誇るべきことだからね」と語っている。



NEWS