Ebbb / ザ・スマイルのサポートにも抜擢! ロンドンで一際異才を放つ革命児トリオ、Ebbb 名門〈Ninja Tune〉との契約、デビューEP『All At Once』を発表! 先行で「Himmel」「Swarm」を公開!
2024.05.01
Ebbb / ザ・スマイルのサポートにも抜擢! ロンドンで一際異才を放つ革命児トリオ、Ebbb 名門〈Ninja Tune〉との契約、デビューEP『All At Once』を発表! 先行で「Himmel」「Swarm」を公開!
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プロデューサーのレヴ・セイラン、ヴォーカリストのウィル・ローランド、ドラマーのスコット・マクドナルドからなる、ロンドンで一際異才を放つ革命児トリオ、エッブ(Ebbb)。彼らが、ヤング・ファーザーズやブラック・カントリー・ニュー・ロードといった先駆的なアーティストを輩出している名門レーベル〈Ninja Tune〉との契約、そしてデビューEP『All At Once』を6月14日にリリースすることを発表し、初の公式音源となる「Himmel」「Swarm」を公開した。「Himmel」はMVも公開されている。「Himmel」は、ドリルのようなビートが入る前に、幽玄なサウンドスケープから構築される曲となっており、ローランドの声が粉砕されたリズムの上を優雅に滑っている。「Swarm」は、ほとんど催眠術のようなグルーヴの中で展開し、ローランドの歌声が曲を落ち着いたものへと導いている。
Ebbb - ‘Himmel’ (Official Video) directed by Vasilisa Skasca
「Himmel」「Swarm」配信リンク >>> https://ebbb.lnk.to/allatonce
このトリオは、1曲も発表することなく、スクイッドやブラック・ミディを生み出したロンドンのアンダーグラウンド・ライブ・サーキットでの衝撃的なパフォーマンスによって、瞬く間に2023年の口コミで知られるライブ・センセーションとなり、So Young Magazineは「ほとんど宗教的な体験」とこれを評した。結成してまだ1年足らずにもかかわらず、バンドは真に特異なものに既に到達している。脈打つリズム、没入感のあるエレクトロニック・プロダクション、きらめくメロディー、重層的なヴォーカル・ハーモニー、そしてアンビエントからインダストリアルへと変化するビートを融合させ、その結果、特異なハイブリッド・サウンドが生まれた。このグループは、「ブライアン・ウィルソンとデス・グリップスの出会い」と表現している。そんな彼らは、スイスでのザ・スマイルのサポート・アクトをはじめ、The Great Escapeなどのフェスティバルへの出演も決定している。
曲作りは2023年1月に始まり、4月には初ライブを行った。エレクトロニック・ミュージックであるが故に、激しさやエネルギーを表現するための要素が必要だといつも考えていた二人は、スコット・マクドナルドにドラムを頼んだ。その結果、すぐに煽情的なものになった。セイランの包み込むような魅惑的なプロダクションとビート、ローランドの果てしなく美しいヴォーカル、そしてマクドナルドのストンプが融合した彼らのサウンドは「全く新しい、とてもエキサイティングな領域だった」とマクドナルドが語るように今のロンドンのシーンにおいて特異かつ異才を放つものとなっている。そんな彼らがリリースするデビューEP『All At Once』はベッドルーム録音だが、みすぼらしいローファイ録音ではない。生々しく原始的なエネルギーが感じられ、次々と展開される紆余曲折に煽られる一方で、綿密に作り込まれている。エッブは常に二面性と二律背反の状態にあり、しばしば原始的な美しさと腹に響くノイズの間を行ったり来たりする。これは、冒頭の「Himmel」から聴くことができる。この曲は、コラール風のサウンドスケープから、空気圧ドリルのようなビートが入る前に、着実に盛り上がっていく。この曲には、より幽玄でドリーミーなヴォーカルと、低く鳴り響くアンダーカレントのエッブの2つの側面がうまく集約されている。この相反するサウンドが探求されているという感覚をさらに高めるために、この曲自体は表面的にはストレートなラブソングだが、リアルタイムで行われている曲作りのプロセスがメタ的に描かれている。このEPは実験的で予測不可能かもしれないが、同時に深く考え抜かれた、張りのある、全く贅肉のない幸福感さえ覚えるような作品である。
Ebbb - ‘Himmel’ (Official Video) directed by Vasilisa Skasca
「Himmel」「Swarm」配信リンク >>> https://ebbb.lnk.to/allatonce
このトリオは、1曲も発表することなく、スクイッドやブラック・ミディを生み出したロンドンのアンダーグラウンド・ライブ・サーキットでの衝撃的なパフォーマンスによって、瞬く間に2023年の口コミで知られるライブ・センセーションとなり、So Young Magazineは「ほとんど宗教的な体験」とこれを評した。結成してまだ1年足らずにもかかわらず、バンドは真に特異なものに既に到達している。脈打つリズム、没入感のあるエレクトロニック・プロダクション、きらめくメロディー、重層的なヴォーカル・ハーモニー、そしてアンビエントからインダストリアルへと変化するビートを融合させ、その結果、特異なハイブリッド・サウンドが生まれた。このグループは、「ブライアン・ウィルソンとデス・グリップスの出会い」と表現している。そんな彼らは、スイスでのザ・スマイルのサポート・アクトをはじめ、The Great Escapeなどのフェスティバルへの出演も決定している。
この3人は、以前のバンドで演奏し、ステージを共にすることで知り合い、友人であり続けた。セイランはローランドのユニークで高らかな歌声を忘れたことはなく、彼がソロでエレクトロニック作品を作り始めたとき、その上で歌ってほしい人が決まっていた。ローランドはウェストミンスター・アビー合唱学校に通っていた経歴があり、他にはあまりいない音域や能力、多才さを持つヴォーカリストだ。「この学校が大好きだったし、今自分がやっているメロディー作りや、自分たちがやっていることすべてが、潜在意識のレベルでも、その影響を受けていると思う」とローランドは言う。
2人が一緒に仕事を始めたとき、すぐに心が通じ合い、それまで不可能だったことを可能にした。「ウィルの声を使うことで、極端な真似をする必要がなくなった。アイデアがあれば、それを実際に最大限に実行することができる」とセイランは制作プロセスについて語る。その結果、ローランドはすぐに、セイランの独特なコンポジションを形作るために、自分の声を新しい方法で適応させなければならなくなった。「これまでシンガーとして参加したバンドのシナリオでは、ほぼ同じ程度まで自分を追い込むことはなかった。エッブは自分を新たな高みへと押し上げてくれた」とローランドは語っている。
曲作りは2023年1月に始まり、4月には初ライブを行った。エレクトロニック・ミュージックであるが故に、激しさやエネルギーを表現するための要素が必要だといつも考えていた二人は、スコット・マクドナルドにドラムを頼んだ。その結果、すぐに煽情的なものになった。セイランの包み込むような魅惑的なプロダクションとビート、ローランドの果てしなく美しいヴォーカル、そしてマクドナルドのストンプが融合した彼らのサウンドは「全く新しい、とてもエキサイティングな領域だった」とマクドナルドが語るように今のロンドンのシーンにおいて特異かつ異才を放つものとなっている。そんな彼らがリリースするデビューEP『All At Once』はベッドルーム録音だが、みすぼらしいローファイ録音ではない。生々しく原始的なエネルギーが感じられ、次々と展開される紆余曲折に煽られる一方で、綿密に作り込まれている。エッブは常に二面性と二律背反の状態にあり、しばしば原始的な美しさと腹に響くノイズの間を行ったり来たりする。これは、冒頭の「Himmel」から聴くことができる。この曲は、コラール風のサウンドスケープから、空気圧ドリルのようなビートが入る前に、着実に盛り上がっていく。この曲には、より幽玄でドリーミーなヴォーカルと、低く鳴り響くアンダーカレントのエッブの2つの側面がうまく集約されている。この相反するサウンドが探求されているという感覚をさらに高めるために、この曲自体は表面的にはストレートなラブソングだが、リアルタイムで行われている曲作りのプロセスがメタ的に描かれている。このEPは実験的で予測不可能かもしれないが、同時に深く考え抜かれた、張りのある、全く贅肉のない幸福感さえ覚えるような作品である。