acts of rebellion
Ela Minus
RELEASE: 2020.10.23
コロンビアで生まれ育ったアーティスト、エラ・マイナス(Ela Minus)。DJパイソン (DJ Python)やブッテクノ(buttechno)といったアンダーグラウンド・シーンの雄らとのコラボレーションを積み重ねてきた実力派アーティストの彼女が、待望のデビューアルバム『acts of rebellion』を10月にリリースすることが決定!同時に先行シングル「el cielo no es de nadie」をMVと共に公開した。
Ela Minus - el cielo no es de nadie (Official Video)
エレクトロニック・アーティストとしてソロ活動を始める前、エラ・マイナスはハードコア・バンドのドラマーとして活動していた。12歳の時にバンドに参加し、10年近くバンド活動を続けた後に、アメリカのバークリー音楽大学に入学、ジャズ・ドラムとシンセサイザーのデザインを専攻とした。そこで、様々な音楽を掘り下げていくうちに、彼女が育ったDIYなシーンとクラブカルチャーとの間に明確な関連があることに気付いたという。
私はクラブカルチャーに深く共感していて、踊るための音楽を作りたいと思っているし、同時にクラシックになるようなメロディーや歌詞をのせた曲を作りたいと思ってる。時代を超えて人の心に残るような曲を作りたい。 - Ela Minus
本作は、作曲、演奏、プロデュースを全て彼女一人で行っている。パンクでDIYな精神を持つエラ・マイナスは、ハードウェアのシンセサイザーを自らデザイン、構築しており、自分の作品のサウンドはコンピュータでは作らないというルールを設けている。ハードウェア特有の生き生きとした暖かさと、彼女自らが作ったマシン・サウンドによって、彼女にしか生み出すことのできない作品が誕生している。また、アルバムは戦うこと、生きること、今を生きることに関する彼女にとっての生命の記録だ。日常生活の中で個人的なことを政治的に表現しするといった、私的な革命行為の美しさが表現されている。