Two Hands
Big Thief
RELEASE: 2019.10.11
3rdアルバム『U.F.O.F.』から約5ヶ月、ビッグ・シーフが綴る新たな物語...
“天”と“地”と いう2つのテーマに分かれた2部作の全貌が明らかに。
10月11日(金)に新作『Two Hands』発売!
『Two Hands』は、私が最も誇りに思える曲の数々が収録されている、歳を重ねた自分自身が歌っているのが想像出来るわ。音楽的にも歌詞的にも、これ以上深く 分析することは出来ない、この作品は既に必要最小限だから。
- エイドリアン・レンカー
2016年にデビューアルバム 『Masterpiece』をリリースし、瞬く間にインディーフォーク界で頭角を現したビッグ・シーフ。 各メディアから賞賛されたほか、同じくブルックリンを拠点に活動するシンガーソングライターのシャロ ン・ヴァン・エッテンは、彼らの音楽について「この長い間に聴いた音楽の中で最も感動的」と絶賛した。 翌年には2ndアルバム『Capacity』を発表。辛口評価で知られるPitchforkでは 8.3/10の高得点を獲得してBest New Musicに選出されたほか、音楽雑誌Rolling StoneやUNCUTなどからも高評価を得た。そして今年5月にリリースした3rdアルバム『U.F.O.F.』は、名門インディ・レーベル〈4AD〉 移籍第1弾にふさわしい、新境地を印象づける作品となった。「疑う余地のない最高傑作」と謳ったピッチ フォークをはじめ、多くのメディアが絶賛した。
ビッグ・シーフは、本作と"対"となる前作『U.F.O.F』をワシントン州の森の中にあるキャビンの スタジオで作り終えたばかりだった。その時こそ、本作『Two Hands』の誕生の瞬間だった。『U.F.O.F.』"天"であるとすれば、『Two Hands』は"地"といったイメージになる。
レコーディングの場所に選ばれた のは、『U.F.O.F.』の湿潤環境なレコーディング環境と極めて対照的な、広大な砂漠の中にある南 西部のソニック・ランチ・スタジオ。40度の暑さが、しっかりと刻まれた緑の木々と潤った空気の前回の セッションの記憶を蒸発させる。『Two Hands』は、前回の作品とは正反対の、地球、泥、そしてその下に埋まる骨となるアルバムになる必要があった。曲の数々は、ほぼオーバーダブなしで、ラ イブでレコーディングされた。2曲を除く全ての曲でライブ・ヴォーカルのみが使われ、乾いた空気にエイ ドリアンの声が漂い、これまでで一番剥き出しで繊細な仕上がりとなっている。『U.F.O.F.』にも 関わっていたエンジニアのドム・モンクスとプロデューサーのアンドリュー・サーロの2人は、可能な限り 直感的に、そして誠実的に生のエネルギーを捉えている。
最新アルバム『Two Hands』は、10月11日 (金) にリリース。国内盤にはボーナストラック「Love In Mine」を追加収録し、歌詞対訳と解説書が封入される。