ラテン・グルーヴを取り入れ空前の大ヒット作となったクァンティック・アンド・ヒズ・コンボ・バルバロ、ファンク&ソウルのクアンティック・ソウル・オーケストラといった代表的プロジェクトの他にも、ジャズ、ダブ、エレクトロニックなど、様々な音楽ジャンルに取り組んでいる天才音楽家クァンティックが、クァンティック名義としては5年振りとなるニューシングル「Atlantic Oscillations」をリリース!本人の手によるDisco Dubバージョンと、UKブリストルのベースミュージック名門の〈Black Acre〉からもリリースをするMaghrebanによるリミックスバージョンをカップリングし、本日よりデジタル配信開始!



“クァンティックのサウンド”は、よりナチュラルで、ライブ感のあるエレクトロニック・サウンドだと思うんだ。自然すぎて電子音だということすら忘れてしまうような音楽だと思う。
ー ウィル・ホランド(クァンティック)

「Atlantic Oscillations」はブルックリンの小さなクラブの汗にまみれたダンスフロアから取ったディスコなバイブスを具現化したような楽曲。現在はニューヨークを拠点としているクァンティックことウィル・ホランドは、そこでのDJカルチャーに刺激を受け、ディスコエディットやダンスミュージックに夢中になったと語っている。ホランド自身によって演奏されたシンプルなベースラインに始まり、楽曲は交響曲的な実験に展開していく。そこにギターが加わり、最後にディスコのドラムが、心地の良いグルーヴを生み出している。

シングルには別バージョンの「Atlantic Oscillations (Disco Dub)」が含まれている。重心低めのダビーなサウンドが加わった、オリジナルバージョンが流れるパーティーから少し離れた場所で行われる、オリジナルとは別のパーティーでかかるような楽曲に仕上がっている。もう一つのバージョン、「Atlantic Oscillations (Maghreban Remix)」はブリストルの名門〈Black Acre〉からもリリースするThe MaghrebanことAyman Rostomが、彼の特徴であるねじ曲がったサイケデリックなテクノサウンドに仕上げており、90年代のレイブサウンドも彷彿とさせる。