新世代ジャズ黄金期の象徴、カマシ・ワシントン
待望の最新アルバム『HEAVEN & EARTH』がリリース決定
サンダーキャット、テラス・マーティン、ロナルド・ブルーナー・ジュニア、キャメロン・グレイヴス、ブランドン・コールマン、マイルス・モーズリー、パトリース・クイン、トニー・オースティンら豪華ミュージシャンが参加
私の心が宿る世界は、私の心の中にあるーーこの考えがアルバム『Heaven and Earth』を作るインスピレーションとなった。私たちが経験する現実は、我々の意識が作り上げたものに過ぎないが、そもそも我々の意識は、その経験をもとに現実を作り上げる。私たちは自らの宇宙の創造者であると同時に、自らの宇宙の創造物でもある。本作における『Earth』のパートは、私が "外向き” に見る世界を表現している。つまり私が存在している世界である。『Heaven』のパートは、私が “内向き” に見る世界、つまり私の中に存在している世界を表している。私が何者であるか、そしてどんな選択をしていくのか。その答えは、それら2つの世界の間にある。
- カマシ・ワシントン
新世代ジャズ黄金期の象徴として、特別な存在感を放ち続けるカマシ・ワシントンが、2015年のデビュー作『The Epic』に続く、待望のセカンドアルバム『Heaven & Earth』を6月22日 (金) にリリースすることを発表した。2時間半にも及ぶ本アルバムは『Earth』盤と『Heaven』盤の2枚組で構成されており、本日の発表に合わせて『Earth』盤収録の「Fists of Fury」、そして『Heaven』盤収録の「The Space Travelers Lullaby」の2曲が先行配信され、イギリス人アーティスト/監督のJenn Nkiruによる鮮やかな短編映像がそれぞれ公開されている。
Fists of Fur (from Earth)
http://y-t-r.co/fistsoffury
The Space Travelers Lullaby (from The Space Travelers Lullaby)
http://y-t-r.co/spacetravelerlullaby
『Earth』と『Heaven』の2部構成となっている本作を通じて、カマシは現実世界と宇宙とを衝突させ、その心理に迫る。世界の構造についての自身の考えをさらに探求した本作では、現状の世界的混沌に対する彼の考察と、彼が抱く未来へのヴィジョンが探求されている。
なお今回公開された「Fists of Fury」と「The Space Travelers Lullaby」の短編映像は、今後公開が予定されているという映像企画に着想を得て制作されている。
本作のレコーディングのため、カマシは自身のバンド、ザ・ネクスト・ステップと、新世代ジャズ勃興の出発点と言えるザ・ウェスト・コースト・ゲットダウンをロサンゼルスのヘンソン・スタジオに召集し、『Heaven & Earth』を構成する16曲をレコーディングした。作曲と編曲はカマシが行い、新たなオリジナル楽曲はもちろんのこと、ビーボップのレジェンド、フレディ・ハバードの「Hubtones」、さらに伝説の映画「ドラゴン怒りの鉄拳」のテーマ曲のカバーや、バンドメンバーのライアン・ポーターによる曲も含まれる。
また本作には、サンダーキャット、テラス・マーティン、ロナルド・ブルーナー・ジュニア、キャメロン・グレイヴス、ブランドン・コールマン、マイルス・モーズリー、パトリース・クイン、トニー・オースティンなど豪華な面々を含む多数のミュージシャンが参加している。
カマシ・ワシントン待望のセカンドアルバム『Heaven & Earth』は、6月22日 (金) 世界同時リリース!いずれも特殊パッケージ仕様のCDフォーマットと4枚組LPフォーマット、デジタル配信でリリースされる。