ニューキャッスルの非凡なるシンガーソングライター
Richard Dawsonによる最新アルバムがリリース!

英国のニヒルな吟遊詩人Richard Dawsonがニューアルバム『End of the Middle』を〈Domino〉からリリースする。
2022年の『The Ruby Cord』では40分を超えるオープニング曲で独自の世界観を構築したり、フィンランドの実験的ロックバンドCircleとのコラボレーションでは、種子の視点から壮大な楽曲を制作したりと、壮大なコンセプトには長けている彼だが、今作ではすべてをシンプルにまとめている。本質的な部分だけを残し、余分なものを取り除いた結果、驚くほど落ち着きがあり、奇妙なほどエレガントで美しい9曲が生まれた。『End of the Middle』は、豊かで複雑、想像力をかき立て、感覚に訴えるアルバムであり、その描写する場所や状況に聴く者を引き込むような力さえ感じられる。このアルバムは、彼が愛する日本の映画監督、小津安二郎の作品からインスピレーションを受けた部分もあり、家族という単位に焦点を当てている。複数の解釈を誘う、巧妙な矛盾を表現した『End of the Middle(ミドルの終わり)』。ミドルエイジ(中年)?ミドルクラス(中流階級)?中心主義?二極化?リリース日、ご自身で判断あれ。