The Ruby Cord
Richard Dawson
RELEASE: 2022.11.18
LP 限定盤
WEIRD149LPX(スカイブルー・ヴァイナル)
WEIRD149LPX(スカイブルー・ヴァイナル)
¥ 5,540 +tax
Hen Ogleddのメンバーでもある英ニューカッスル出身の
ニヒルな吟遊詩人のフォークシンガー、Richard Dawsonによる最新アルバム!!
Hen Ogleddのメンバーでもある英ニューカッスル出身、ニヒルな吟遊詩人のフォークシンガー、Richard Dawson。
前作におけるフィンランド・ヘビーメタルのニュー・ウェーブとも称されるCircleとのコラボレーション経てリリースされた本作『The Ruby Cord』は、純粋なDawsonの世界へのカムバック作といえる。
非現実的で幻想的、そして時に不吉な未来を予感させる7曲の中で、社会道徳が変異し、倫理や身体の境界が消滅している世界が表現されている。
2020年の前作では、サッカー観戦、ワークライフバランスの誤り、反復運動のセラピーなど、社会的リアリズムを追求していたが、本作においては現実社会の制限を取り払い、人間社会が崩壊して、変容した”SF世界"に真っ向から取り組んでいる。
オープニング・トラックの「The Hermit」は実に40分を超える超尺曲で、ポストロック〜オルタナ〜ヘビーメタル〜アンビエントなど様々な影響を感じさせながらも何かの枠には当てはめる事の出来ないDawson独自の世界を描いている。
続く「Thicker Than Water」ではデンマークの人気バンドMewを思わせるような壮大でエモーショナルなメロディーの中に実験的なサウンドをちりばめた楽曲を展開。M3「The Fool」は曲名から想起されるように、最も遊びのきいた楽曲で、アヴァン・オルタナ・メタルとでも形容できるユニークな仕上がりで、他楽曲においてもRichard Dawsonにしか生み出せないサウンドが存分に堪能できる作品となっている。
アルバムには、MARK FELLや大友良英とも共演してきたハープ奏者のRhodri Davies、彼の妹のヴァイオリニストAngharad Davies、そしてLoneLadyとのコラボも行うドラマーのAndrew Cheethamが参加しており、豊潤なソングライティングと実験性が融合したRichard Dawson史上、最も美しい作品が誕生している。