長年廃盤になっていたスクリッティ・ポリッティによる2タイトル
『White Bread Black Beer』と『Early』がLPリイシュー

ソウル、ファンク、レゲエ、ジャズを取り入れながら、80年代ニューウェーヴの中でも正統派ポップ・センスで異彩を放ち、天使の歌声とも称されるグリーン・ガートサイド率いるスクリッティ・ポリッティが長年廃盤となっていた『White Bread, Black Beer』と『Early』の2枚を〈Rough Trade〉からLPリイシュー!
『White Bread, Black Beer』は1980年代半ば以来初めてラフ・トレードに戻ってきてリリースされた作品で、ガーディアン誌に「頂点への回帰」と言わしめ、『アンカット』誌は「止まることなく自己批判を続けてきたキャリアにおけるベスト盤」と評すなどメディアからの高評価を受け、2006年のマーキュリー賞にノミネートされた。
コンピレーション・アルバム『Early』は70年代後半から80年代前半にかけての形成期の録音を収録した作品となっており、2005年にUS限定でリリースされた。
グリーン・ガートサイドによるスリーヴ・ノーツが添えられたこのコレクションには、バンドのデビュー・シングル「Skank Bloc Bologna」をはじめ、「The "Sweetest Girl"」、「27/8/78」、「Lions After Slumber」などの代表曲が収録され、長い間見過ごされていたスクリッティ・ポリッティの音楽的基盤を再び堪能できるファン必携の作品となっている。