Civic Jams

Civic Jams

Darkstar

RELEASE: 2020.06.19

LABELS:

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2010年のデビュー以来、唯一無二な音楽性を有したエレクトロニック・ポップミュージックを作り上げてきたダークスター。アクトレス、ワイルド・ビースツ、ゾンビーらとのコラボレーションを行い、ジョン・ホプキンスやフォー・テットとも交友のある彼らが最新アルバム『Civic Jams』を6月19日にリリース決定!

Darkstar - Jam
https://youtu.be/0qUUIUTfH7Y

Darkstar - Wolf
https://youtu.be/V0kzgU0eQTk

ダークスターはこれまでにリリースしてきた作品の中で己の精神のさらに奥深くへと踏み込んでいった。デビュー作『North』(2010年)の内省的な広がりから、『News From Nowhere』(2013年)で描いた社会のユートピア的ヴィジョン、『Foam Island』(2015年)におけるブレグジット以前の北イングランドの比類なき強さまで、多くの分野をカバーしてきた。そして最新作では、ブレグジットに揺れる周囲に刺激を受けたダークスターは、個人がどんなふうに政治に携わることができるかを示し、これまでにないほど自分自身をさらけ出している。アルバムの背景についてダークスターは次のように語る。

政治的にも文化的にも混乱した窮屈な時代に、快適なものを並べて見てみようと思った。具体的に言うと、このアルバムがフォーカスしていることつまり税金滞納の最後の通告を受けながらレイヴに行く、ってことだ。ブレグジットが大声で叫ばれている中では、一杯飲むしかない。01244で始まる訳のわからない電話がまたかかってこようが、日差しを浴びて楽しむことはできるだろ。うんざりする日常と、自分自身が共感できて楽な気持ちになれる場所やコミュニティとのバランスを取る、そんな瞬間を選び出して見てみたかったんだ

僕らは借金についてちょっとしたことを書いてきた。どうでもいいことだ、明日になったら考えればいい、って。掘り下げてきたのはブレグジット(*EU離脱)よりもブレグズイン(*EU残留)。「去ること」じゃなく「参加すること」を想像してほしいと思う。仲間と会話し、何が変わるのかちゃんと伝えて、地元の緊張感を和らげることがいかに励みになるかを確認したよ。なかなかいいだろ?

- Darkstar


アルバム中、日常生活に散見される美や傷心が言及されている。「1001」では別の世代の出来事を再び見つめ、「Text」ではヴォーカルの断片で愛する人を失うこと、そしてそれに伴う変わらぬ思いやりを語っている。インストゥルメンタルの要素は、最も人の心を捉える甘美な憂鬱を表現しており、これらはウェイリーのひたむきなヴォーカルとうまく調和されている。

The VoidやPlastic Peopleといったロンドンのクラブで開催されていたミレニアル初期のダンスパーティは、足跡となって「Tuesday」のようなトラックで鳴り響く。ここでは“dollar up”というフレーズが素晴らしい音質で繰り返され、90年代の気ままなレイヴの高揚感を引き寄せている。オープニング曲「Forest」や、「Blurred」といったアンビエント・トラックには、前向きな感情が漂い、ユニオン・チャペルでサンプリングした滑らかなストリングのガレージハウスやオルガンの音が散りばめられた。

人々が孤立する状況に陥るのは、以前にも増してたやすいこととなった。楽しく遊んだり、ダンスしたり、抗議行動を行ったりできる公共のスペースが閉鎖されているときは尚更だ。『Civic Jams』は、愛する者と共に前へ進みながら、過去の喪失の記憶をたぐるアルバムである。人生の陰影を抽象的に見つめ、しっかり掴み取って楽しめる何かを見いだすことが大事だと伝えている。

ダークスターの最新作『Civic Jams』は6月19日リリース。国内盤CDにはボーナストラック「Haze」が収録され、歌詞対訳と解説が付いてくる。
Civic Jams

TRACKLISTING

01. Forest
02. Jam
03. 1001
04. 30
05. Wolf
06. Loon
07. Tuesday
08. Text
09. Blurred
10. Haze (Bonus Track for Japan)

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