Days of The Bagnold Summer
Belle and Sebastian
RELEASE: 2019.09.13
サウンドトラックは深みを切り取っている。それはポップさをメインに主張しているものではないから。
- サラ・マーティン(ベル・アンド・セバスチャン)
グラスゴー出身の7人編成バンド、ベル・アンド・セバスチャンは、映画『Days Of The Bagnold Summer(原題)』のオリジナル・サウンドトラックを〈Matador Records〉から9月13日にリリースすることを発表した。新作発表に合わせて、新曲「Sister Buddha」のMVを公開している。
2020年公開予定(日本での公開は未定)の『Days Of The Bagnold Summer(原題)』は、英国アカデミー賞コメディ賞も受賞している人気コメディ・ドラマ『The Inbetweeners(原題)』や映画『インビトゥウィーナーズ/思春期まっただ中(原題:
The Inbetweeners Movie)』などで知られる英俳優・コメディアンのサイモン・バードの初監督作品で、大人になっていく様子を鋭く観察して描いた感動の物語。ヘヴィメタルを愛する反抗期真っ盛りのティーンエイジャーの休暇の計画が直前に頓挫し、彼曰く“世界一ウザい人”である母親と一緒に夏を過ごさなければいけなくなったことから物語が始まる。
映画『Days Of The Bagnold Summer』予告はこちらから:
同映画は、ジョフ・ウィンターハートによる同名のグラフィック・ノベルを原作としており、英国アカデミー賞テレビ部門で助演女優賞を受賞している女優モニカ・ドラン(『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』『パレードへようこそ』)やニック・ケイヴの息子アール・ケイヴ(『このサイテーな世界の終わり』)などが出演する。
『Days Of The Bagnold Summer』にはベル・アンド・セバスチャンによる新曲11曲が収録されているほか、『If You’re Feeling Sinister』(1996年)に収録されている「Get Me Away From Here I'm Dying」と、EP『This Is Just a Modern Rock Song』(1998年)から「I Know Where The Summer Goes」の再録音されたバージョンが収録されている。同サウンドトラックは、青年の成長を描いた映画とも共通するほろ苦さや、どこか温かく爽やかさがこもった作品となっている。
新作『Days Of The Bagnold Summer』は、9月13日 (金) 発売。国内盤はボーナストラック1曲が追加収録され、歌詞対訳、ライナーノーツが封入される。現在iTunes Storeでアルバムを予約すると、今回新たに公開された「Sister Buddha」がいち早くダウンロードできる。