『As Told To G/D Thyself』は、 カマシ・ワシントンによる待望のショートフィルムで、 1月に米国ユタ州で開催されるサンダンス映画祭2019で世界初公開される。同映画は、大絶賛されたワシントンの2ndアルバム『Heaven and Earth』にインスパイアされ、時代を先駆ける映像作家らによるグループ、The Ummah Chromaが手がけた。同グループには、アカデミー賞にもノミネートされたブラッドフォード・ヤング(『グローリー/明日への行進』『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』)、コメディーなどのテレビ番組も手掛け、数多くのインディペンデント映画祭で受賞経験も持つテレンス・ナンス(『Random Acts of Flyness』)、ビヨンセとジェイ・Zによるザ・カーターズの楽曲“APESHIT”のミュージックビデオを手掛けたJenn Nkiru、ショートフィルムを取り上げるウェブメディアのフィルム・ショーテージで脚本が優れたショートフィルムとして選ばれた『Michael & Javier』を手掛けたマーク・トーマス、そしてカマシ・ワシントン本人が含まれる。

サンダーキャット、テラス・マーティン、ロナルド・ブルーナー・ジュニア、キャメロン・グレイヴス、ブランドン・コールマン、マイルス・モーズリー、パトリース・クイン、トニー・オースティンなど豪華な参加ミュージシャンも話題の『Heaven & Earth』は現在も称賛の声を浴び続けており、MOJOとFOPP Recordsのアルバム・オブ・ザ・イヤーのランキングではそれぞれ1位、BBC 6 Musicでは3位を獲得、国内外で大絶賛されている。

まるでワシントンは音楽への歓喜に満ちた称賛を送るために、ジャズの領域を超えた本当に高尚な任務に就いているように感じる。
ー Q MAGAZINE

豪華で荘厳かつ政治的な意義を認識している『Heaven and Earth』は、狂ったようにスイングしている。その取り組みの真剣さが、ジャズ初心者と愛好家の両方のためにジャズの歴史を改革するワシントンの情の厚いやり方を損うことは一切無かった。
ー MOJO

このアルバムは大きな“何か”を約束し、その中身も確実に届けることを約束する…カマシ・ワシントンが彼の時代をそのままキャプチャーしているということは紛れもない事実だ。これは馴染みのジャンルの領域の外に出て、より広い世界を取り込むための準備ができている貴重なレコードだ。
ー UNCUT

サックス奏者であるワシントンは別の人生で、壮大なプロダクションを施す映画監督になっていたかもしれない…70年代のソウルジャズの包括的な精神を基調とし、ストリングスやボーカル、さまざまな即興演奏家による偶然を使うことにより、ワシントンは筆で描くように彼らしさを作りあげる。
ー THE NEW YORKER

本当に超越している…(ワシントンの)広く、新鮮でありながら贅沢な音の世界は迷い込む価値がある。
ー ROLLING STONE