EP1
Harmonic 313
RELEASE: 2008.01.26
HARMONIC 313はMark Pritchardの最新の名義。彼はGlobal Communication、Jedi Knights、Harmonic 33の中心的存在として、また別名義のTroubleman、Link、Reloadとして、長年に渡って活動を続けるプロデューサー。
HARMONIC 313でMarkが意識しているのは、ずっと好きだというデトロイト・サウンド。HARMONIC 313名義では初となるこの新作には、Jay-Deeや彼が影響受けた80年代後半以降のデトロイト・ヒップホップ・サウンドへの敬意がはっきりと表れている。と同時に、デトロイト・テクノや、80年代のエレクトロニック/ニューウェイヴ、そしてKraftwerkの影響も垣間みれる。
またHARMONIC 313でMarkがこだわっているのは、グライムやダブ・ステップなどUKのベース・ミュージックに代表される、OLDとNEWの関係の追求、そしてそれらすべてをひとつに繋げるということだ。その結果として完成したのが、ビートが特徴的なこのEPであり、デトロイト・サウンドのヴァイブに満ちたリッチで温かなサウンドなのだ。
HARMONIC 313のすべてのヴィジュアルと言葉のコンセプトはカラーコードで表現されており、それがEP1のアートワークにも反映されている。カラーコードで表現されている暗号を解くと、トラックのタイトルが現れる。
暗号のカラーコードは12”のスリーブの背にプリントされ、のこれまでのレコードの中でも最も目立つデザインになっている。
カラーコードの暗号を解くと限定のフリーダウンロードができるというウェブサイトも近々公開される。