Positive Noise
Sam O.B.
RELEASE: 2017.08.11
オベイ・シティ名義の作品で人気を博すブルックリンの才能、サミュエル・オベイが本来シンガー・ソングライターでベース奏者だったらしく、このSam O.B名義で原点回帰的なポップ・ソング・アルバムをリリース!
オベイ・シティ名義でリリースされた諸作や、ケレラやフラットブッシュ・ゾンビーズにSeihoとのコラボレーションでも知られるサム・オベイがトラックメイカーではなく、これまで隠してきた本来の姿、つまり自分の声を使いベース・ギターを弾くというスタイルに回帰しサムO.B.名義でデビュー作『Positive Noise』をよりリリースする。先行公開された清涼感溢れるサスティーンの効いたギター・カッティングとNYらしいディスコ〜ファンク・ビートにフレンチ・タッチなAORテイストのアンニュイな旋律が堪らない「Common Ground」、ドゥルッティ・コラムとブラッド・オレンジがジャム・セッションしたような1stシングル「Revolve」、中盤からアウトロにかけての本人によるサックス・プレイにしっぽり蕩ける「Salt Water」など確かなミュージシャンシップにのっとりながら清涼感溢れる至福の極地へと誘うシティポップ〜R&Bサウンドを展開。さらに、どっしりと旋回するバウンシーな歌ものスローモー・ハウス「Balance」、90年代R&Bとヴァンゲリスがプログレッシヴな邂逅を果たしたかのような「Sirens」などではこれまでのトラックメイカーとしてのキャリアも存分に発揮しながら、Mura MasaやDJDSとも共振する現行インディ・ダンスの旬を見事に搭載。