Depatterning
Ipman
RELEASE: 2015.10.09
重鎮Kryptic Minds主宰〈Osiris Music UK〉名門〈Tempa〉UK地下テック・ベースの雄〈Cold〉からリリースをする名手 Ipman が待望のファースト・アルバムをリリース! ! ! ジャングル~テクノが融合した新世代レイヴサウンドによる凶悪グルーヴを体感せよ。
ロンドンから遠く離れたヘレフォードシャー出身のIpmanことJack Gibbonsは、レイヴ・カルチャーやテクノロジーに影響を受けて育った自称機械オタクのプロデューサーである。2年の制作期間を経て完成した本作は、グラニュラー・シンセとモジュラー・シンセ、回路を組換えたドラムマシンなどのハードウェア・サウンドから成り立っている。リード・トラック「Regicide」(M-1)は、1990年代中期のジャングルを140BPMのブレイクビート・サイエンスで解体・再構築したもの。「IPA」(M-4)はジャムるテクノシンセがヘレフォードのパブを象徴する鳴りを見せ、「Y」(M-6)、「O」(M-7)、「U」(M-8)の3部作が、ダークな2ステップと弾けるレイヴ・サウンドを融合し、アトモスフェリックなアンビエンスを内包した仕上がりを披露。「Last One In The In The」(M-5)はパーティーで最初から最後まで踊り狂うダンサーに捧げるパワフルな一曲。 ジャングルからテクノそしてその間にある全てのサウンド、テクスチャー、ムードを完璧に融合させてしまったGibbonsの才能を知らしめるデビュー・アルバムにして傑作の誕生である。