Norman Jay Mbe Pressents ’Good Times-Skank&Boogie
Norman Jay
RELEASE: 2015.11.11
Gilles Petersonと双璧をなすUKシーンのレジェンド、Norman Jayが4年ぶりとなるコンピを〈Sunday Best〉よりリリース! !
リスナーを至高のレア・グルーヴ・トリップへと導く、往年のレゲエ・クラシック〜ディスコ〜ファンク傑作集! ! !
Norman Jay MBEが2011年の『Good Times 30th Anniversary』から約4年振りとなる最新コンピを〈Sunday Best〉よりリリースする。
コンピとしてはキャリア12作目となる本作は、Henry Mancini「Pink Panther Theme」のSt Germainヴァージョンで幕を開ける。
2004年の『Pink Panther Penthouse Party』からのカットでPeter Sellersを思い浮かべ思わずニヤリとしてしまう人も多いだろう。そして、伝説的なDuke Reidのスタジオで録音された元The UniquesのフロントマンSlim Smithによるロック・ステディ・クラシック「Everybody Needs Love」が続く。これは〈Motown〉のレジェンドNorman WhitfieldとEddie Hollandによる作品で、The TemptationsやGlady's Knight & The Pipsらがカバー。Slim Smithのヴァージョンは1971年に彼が謎の死を遂げるまでシグネチャー・チューンとして親しまれた。Stevie Wonder「Living For The City」のMichael McDonaldカバー(2008年のアルバム『Soul Speak』より)と〈Motown〉ネタが続き、ロンドンのストリートを感じさせるD-Influenceの「Good Lover」へ。
UKソウル・インプリント〈Expansion〉からリリースされたタイムレスなPaul Johnson「Better Than This」は、Dego and Kaidiによるリミックスで80年代のソウル・テイストがキラリと光る仕上がりに。
そして、The Chi-Lites「I Keep Comin' Back To You」とThe Real Thing「Love Takes Tears」が、80年代のテーマを、同時期のDeodato「Never Knew Love」同様ブーギーな2ステップモノへと拡大する。少しギアチェンジをし、ジャマイカの政治キャンペーンに使われたほどの1971年のレゲエ・クラシックDelroy Wilson「Better Must Come」、 1969年のアンセム「Skinhead Train」の裏面Laurel Aitken & The Gruvy Beat「Kent People」は、当時のトップ・レゲエ・バンドThe Rudiesをフィーチャー。同年リリースされたThe Crystalites「Splash Down」はジャマイカとUKのダンスフロアーを熱狂させたヒット・チューン。詳しい人はお気づきだろうが、リズムはDerrick Harriottプロデュースの初期キングストンのベスト・セラー「Sufferer」と同じである。Rick JamesをフィーチャーしたStone City Bandによるエッジの効いたブーギー・トラック「Little Runaway」、Tom MoultonがミックスしたThe Fantastic Fourによる後期70年代ディスコ・チューン「I Got To Have Your Love」へと流れていく。もしこれで踊れなくても、James Jamerson Jr.をベースにフィーチャーした最高なChanson「Don't Hold Back」が待っているからご安心を。クラシックで最高な時間があなたを待っている。