老巧なダンス・ミュージックが示す“今”と“未来”マーク・プリチャードが本名名義では初となるCD作品を世界限定1000枚で12/21に緊急リリース!
UK誌ガーディアンが選ぶ【死ぬ前に聴くべき1000枚】にも名を連ねるアンビエントテクノの名盤『76:14』を生んだGlobal Communicationの片割れであり、Harmonic 33、Jedi Knights、Reload、Use of Weapons、Africa Hitechといったコラボ名義、そしてHarmonic 313、Troubleman、N.Y. Connection、Linkといったソロ名義を通して、ありとあらゆるスタイルのエレクトロニック・ミュージックを生み出してきたマーク・プリチャード。
これまでも〈Hyperdub〉や〈Deep Medi Musik〉から本名名義でシングルをリリースしているが、2013年にリリースした『Ghosts』『Make A Livin’』『Lock Off』のEP三部作をもって、今後すべての作品をマーク・プリチャード名義で発表すると宣言。2014年にアルバムのリリースも控えている彼が、『Ghosts』『Make A Livin’』『Lock Off』という3枚のEP、さらに2012年にHarmonic 313名義で発表したシングル『Lion』の計4作品を、マーク・プリチャード自らが特別にコンパイルし直し、本名名義では初となるCD作品として、1000枚限定でリリースすることが緊急発表された。
〈Planet Mu〉のMike Paradinasらと並び、ここ数年サポートしてきたフットワークやジュークといったシカゴのサウンドや、今もなお継続中の別プロジェクトでも制作しているというジャングルやドラムンベースからの影響が反映されているという本作でも、持ち味であるクロスオーヴァー性が見事なまでに発揮されている。発展/進化を続けるベース・ミュージック・シーンの“今”と共振する内容であると同時に、そのシーンの下地となっているクラブ・カルチャーに90年代から関わってきたマークの風格を漂わせる作品と言える。世界限定1000枚という貴重なCD作品であると同時に、ダンス・ミュージックの“今”と“未来”を繋ぐ重要作品として語り継がれるだろう。
現在英FACTにて、ジャングルにフォーカスしたMIX音源が公開中!
1988年〜1990年までに制作されたトラックのみを収録!
Part 1:
http://www.factmag.com/2013/10/28/fact-mix-406-mark-pritchard-part-1/
Part 2:
http://www.factmag.com/2013/10/29/fact-mix-406-mark-pritchard-part-2/