ロサンゼルスの超人ルイス・コールが、長谷川白紙との契約も話題沸騰中のフライング・ロータス主宰レーベル〈Brainfeeder〉よりリリースする最新作『nothing』から新曲「Life」を解禁した。アルバム発表時にリリースされた先行シングル「Things Will Fall Apart」に続き、今回もガイコツ・スーツに身を包んだオーケストラとの共演映像も公開されている。
この曲は本当に好きなんだ。美しいコードにクランチーな核爆弾的オーケストラ・ファンクを合わせた曲は世の中にほとんどないから、この曲でその空白を埋めることができたと思う。
- LOUIS COLE
2022年の『Quality Over Opinion』からは「Let It Happen」が第65グラミー賞にノミネート、翌年にはアルバムも第66回グラミー賞でノミネートを果たしている。さらにここ数年は自身のビッグバンドやノウワーで来日しただけでなく、サンダーキャットのバンドでの来日、フジロック’23のホワイトステージで2日目のトリ、NHK Eテレ「天才てれびくん」へのまさかの出演など、話題を振りまき続ける最注目のアーティスト、ルイス・コール。超絶タイトなスーパードラマーのイメージが強いルイスだが、〈Brainfeeder〉から3作目となる今作『nothing』はその印象を変えてしまうかもしれない。ジュールズ・バックリー指揮のメトロポール・オーケストラとのコラボレーションとなったことで、ルイスは単なるヒット曲のオーケストラ・バージョンという道を拒否し、これまで以上に大きく、大胆で、広がりのある、全く新しい楽曲群を作曲することを選んだ。『Quality Over Opinion』収録の2曲「Let It Happen」と「Shallow Laughter」のオーケストラ・バージョンもあるが、全17曲のうち、実に15曲が完全なる新曲となっている。
バーナード・ハーマンのようなストリングスで始まる「Life」は、まるで映画のようなシンフォニックな楽曲を思わせる。そこにノウワーでも相方を務める長年のクリエイティブ・パートナーであるジェネヴィーヴ・アルターディとルイス自身のヴォーカル、そしてドラム・セット、サム・ウィルクスの疾走感あるベースが加わる。そして現代ジャズ界屈指のサックス奏者、デヴィッド・ビニーが披露するこれまた見事なソロが見どころの一つとなっている。
Louis Cole - Life
この曲は本当に好きなんだ。美しいコードにクランチーな核爆弾的オーケストラ・ファンクを合わせた曲は世の中にほとんどないから、この曲でその空白を埋めることができたと思う。
- LOUIS COLE
2022年の『Quality Over Opinion』からは「Let It Happen」が第65グラミー賞にノミネート、翌年にはアルバムも第66回グラミー賞でノミネートを果たしている。さらにここ数年は自身のビッグバンドやノウワーで来日しただけでなく、サンダーキャットのバンドでの来日、フジロック’23のホワイトステージで2日目のトリ、NHK Eテレ「天才てれびくん」へのまさかの出演など、話題を振りまき続ける最注目のアーティスト、ルイス・コール。超絶タイトなスーパードラマーのイメージが強いルイスだが、〈Brainfeeder〉から3作目となる今作『nothing』はその印象を変えてしまうかもしれない。ジュールズ・バックリー指揮のメトロポール・オーケストラとのコラボレーションとなったことで、ルイスは単なるヒット曲のオーケストラ・バージョンという道を拒否し、これまで以上に大きく、大胆で、広がりのある、全く新しい楽曲群を作曲することを選んだ。『Quality Over Opinion』収録の2曲「Let It Happen」と「Shallow Laughter」のオーケストラ・バージョンもあるが、全17曲のうち、実に15曲が完全なる新曲となっている。
80年の歴史の中で、エラ・フィッツジェラルド、パット・メセニー、ハービー・ハンコックといったレジェンドたちと仕事をしてきたメトロポール・オーケストラは、今回の試みにとって理想的なパートナーだ。そこに指揮者、アレンジャー、キュレーター、作曲家であり、オーケストラ音楽の常識と指揮者の役割を再定義したグラミー賞受賞者であるジュールズ・バックリーが加わり、まさに三拍子揃った壮大なプロジェクトとなっている。
ルイス・コールの最新作『nothing』は、8月9日 (金) にCD、LP、デジタル/ストリーミング配信でリリース!国内盤CDには解説書と歌詞対訳が封入される。LPは通常盤(ホワイト・ヴァイナル)と数量限定の日本語帯付き仕様盤 (ホワイト・ヴァイナル)が発売される。さらに、国内盤CDと日本語帯付き仕様盤LPは、Tシャツ付きセットの発売も決定。