エモーショナルなダンス・ミュージックを紡ぎ出す
スウェーデンのプロデューサー、カスボが待望の新作をリリース!

エレクトロニック・ミュージックの異才、Kasboが4年ぶりとなる新作『The Learning of Urgency』をODESZAのレーベル〈Foreign Family Collective〉からリリース!

「切迫感についての学び」を意味する本作は、スローダウンすることを軸に制作された全11曲を収録。ここ数年、常に何かを成し遂げなければならないという強迫観念に襲われ、ストレス性難聴を発症してしまったKasbo。だが、パンデミックにより、ストレス要因と向き合う時間が自然と生まれ、本作へと昇華させることができたという。先行シングル「Drift」と「Atlantis」には、水にまつわる性質があり、本人はアルバム・コンセプトとの関連性について次のように語っている。

「このアルバムは、水中に沈んでいる感覚にインスパイアされている。水中では、世界はゆっくりと動き、音は消え、静寂に包まれる。それは、荒れ狂う海面にいて、水面から頭を出そうと必死になっている状態とは対照的だと思った。水面下の世界では、静かに、ゆっくりと動き、周囲の美しさに感謝することができる。人生においては、前進し、築き上げていくことも必要だけれど…そうした考えに蝕まれることなく、水中の静寂な瞬間に感謝することも大切だと思った。」