Healing Is A Miracle
Julianna Barwick
RELEASE: 2020.07.10
LP 限定盤
ZEN265X (サイン入り)
ZEN265X (サイン入り)
¥ 3,100 +tax
初めて聴いたときから華麗なサウンドに没入できるレコードであり、そのきらめきはいつまでも消えることがない
- Pitchfork
ジュリアナ・バーウィックの音楽を聴けば、たちまち夢中になる。どこか神聖な場所にいるような気持ちになれる
- NPR
聴衆に訴えかけ、反響を生み、共感を示すその力は申し分ない
- Guardian ★★★★★
アメリカ南部のルイジアナ州で育ち、ニューヨーク経由で現在はロサンゼルスに拠点を置くボーカリスト、プロデューサーのジュリアナ・バーウィック。ザ・フレーミング・リップス、オノ・ヨーコのライブへの参加やシガー・ロス、シャロン・ヴァン・エッテン、ボン・イヴェールらと共演をするなど、様々なアーティストからの支持を受ける彼女が最新作『Healing Is A Miracle』を〈Ninja Tune〉から7月10日にリリースすることが発表され、同時に新曲「Inspirit」のMVを公開した。
Julianna Barwick - Inspirit
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独特な瞑想状態をもたらすサウンドと反響音と歌声が『Healing Is A Miracle』の特徴であり、土台となっているのは、即興演奏と、信頼を置く機材への造詣である。それをもとに、彼女は人を惹きつける開放的な作品世界を紡ぎ出す。さらにこの作品にとって、3人のコラボレーターの貢献は欠かせないものだ。長年に渡って深い信頼関係を育んできた3人、ヨンシー(シガー・ロス)、ノサッジ・シング、メアリー・ラティモアは、バーウィックによる有機的に展開するサウンドに対して、それぞれの存在感を発揮している。
アルバムのタイトルは、人間の体が自らを修復しようとする働きがいかなるものであるかということに考えを巡らせたさいに思いついたものだった。その奇跡のような作用について、我々が注意を向けることはほとんどない。「例えば手を切ってしまったとき、傷が痛々しくても、2週間後には見た目では何もなかったかのようになってしまう……これって何だかすごいことでしょう?」それは当時の彼女にとって何よりふさわしい感傷だった。そこからこの簡潔なメッセージをタイトルとして思いつき、複数の友人に意見を求めた。こうしてアルバムのタイトルが決定した。今回のアルバム自体が、そして彼女の作品全体がそうであるように、すべては自身の感性に従った結果、どこに行き着くのかということがテーマになっている。
自分の力で何かを作り、ただ愛を形にする……それは感動的な体験だった。私がレコーディングしていたのは、自分の心から出てきた音楽であって、決して「課題」や仕事のためではなかったのだから……少しだけ涙するようなこともあった
- Julianna Barwick
3人の友人たちとの夢のようなコラボレーションの機会に恵まれたことは彼女にとって大きな刺激になった。ヨンシーとの交流は、プロデューサーのアレックス・ソマーズの仲介によって始まった。バーウィックは、2013年のアルバム『Nepenthe』のレコーディングでヨンシーとセッションをするためにレイキャビクに渡り、以来長年に渡って、アイスランドと、現地で出会った人々に親近感を抱いてきた。「ヨンシーは、世界最高の歌声の持ち主だと思う」と彼女は言う。「ヨンシーの声と合わさった自分の声を聴くのは、人生の喜びのひとつなの」ノサッジ・シングは、バーウィックと知り合った際に、彼女の2011年のアルバム『The Magic Place』への愛着を伝えており、以来彼らは、何か一緒にできる機会をお互いに窺っていた。バーウィックとラティモアは、長年一緒にライブに出演しながら友情を育んでいて、ロサンゼルスに移ってきたのもほとんど同じ時期だった。自分が初めて友人3人と同じ街にいると気づいたとき、アルバムに彼らが参加するのはごく自然なことだと感じられた。彼女は、制作の過程で得られた新たな気持ちと力添えと友情をレコードに盛り込んだ。
アルバムのアートワークは、ジョエル・カズオ・クネンシルトによってアイスランドで撮影された。これは空中撮影の映像から抜き出した画像であり、息を呑むような海岸線の光景を上空からドローンで撮影したものだ。本日公開された「Inspirit」のビデオにも、この映像が使用されている。
『Healing Is A Miracle』は〈Ninja Tune〉から7月10日にリリース!国内盤CDにはボーナストラックが収録され歌詞対訳と解説が封入される。また限定のサイン入りLPも発売される。