Muzz

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RELEASE: 2020.06.05

LABELS:

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謎多き新プロジェクト、マズ(Muzz)がデビューアルバム『Muzz』を6月5日に発売!

最終的には、マズの音楽自体が全てを物語っている。
俺たちには正真正銘のオーガニックな芸術性のケミストリーがある。俺とジョシュが子供の頃に共有していた音楽の趣味から起因している部分もあるし、俺の友人たちの魂が、音楽を通して俺と共鳴してくれると言うこともある。それは宇宙的な感覚だと思う。
- ポール・バンクス(マズ、インターポール)

新たな3ピースバンド、マズ(Muzz)がデビューアルバム『Muzz』が〈Matador〉から6月5日にリリースされることを発表した。マズは、インターポールのポール・バンクス、フォークグループのボニー・ライト・ホースマンのメンバーとしても知られるプロデュサーでマルチ奏者のジョシュ・カウフマン、ジョナサン・ファイアーイーターとザ・ウォークメンのドラマーで、フリート・フォクシーズのツアーバンドメンバーでもあるマット・バリックで構成される。今回バンドは、最新シングル「Red Western Sky」のMVを公開している。



バンクスとカウフマンは10代の頃からの友人で、海外で同じ高校に通い、進学のために別々にNYに移った。2人はNYでそれぞれ音楽サークルで活動していた中で、別々の縁からバリックと知り合うこととなり、数年後には3人で連絡を取り合っていた。バリックはバンクス&スティールズでドラムを叩き、カウフマンのセッションでも何度かドラムを叩いた。カウフマンは、バンクスによる初期のソロプロジェクト、ジュリアン・プレンティの手助けをするなど、3人はスタジオを共同で購入してこれまでに様々なデモでコラボレーションしてきたが、遂にトリオとして音楽を作る機会が実現された。

マズは、4月始めに匿名でシングル「Bad Feeling」をSoundcloudで公開しており、米音楽メディアStereogumはこの曲について「曲が進むに連れて美しさの層が重ねられていく、驚くほどゆるくて控えめなインディー・トラック」と評価するなど業界内で話題となっていた。続けて〈Matador〉からリリースする初めてのオフィシャル・シングルとして「Broken Tambourine」を公開している。





ぐつぐつと煮えるように形成されていったマズだが、彼らによる初のレコーディングは2015年にまで遡る。通常のセッションでは、バンクスかカウフマンが持ち寄ったデモが用いられ、そこに他のメンバーがアイデアを自由に加えていったり、ジャムセッションで生まれたサウンドを新たな骨組みから始める場合もあった。歌詞には3人全員が貢献し、普段1人で歌詞を書いているというバンクスにとっては初の体験だったという。バリックは「歌詞にしてもメロディにしても、ポールがどのようにして曲にアプローチするのかは毎回分からない。だからすごく変わっていて、エキサイティングなんだ。みんなが、他のメンバーのアイデアに対してオープンだ。3という数字はバンドメンバーの人数として非常に良い数字だと思う。俺たちは全ての面においてそれぞれが大きな役割を担っている」と語る。

今回発表されたセルフタイトルのデビューアルバムは、この3人が作曲、アレンジ、演奏を手掛けておりダークでありながらきらびやかで、ソウルフルな作品となっている。マズが今後どの音楽的方向性に行ったとしても、彼らはあたかも簡単に、そして最大限のエモーショナルなパワーとともに新たな音楽を生み出し続けるだろう。

最新作『Muzz』は6月5日にリリースされる。国内盤CDには、歌詞対訳と解説が封入されるほか、ボーナストラックを追加収録予定。現在iTunes Storeでアルバムを予約すると、「Bad Feeling」「Broken Tambourine」と本日公開された「Red Western Sky」がいち早くダウンロードできる。
Muzz

TRACKLISTING

01. Bad Feeling
02. Evergreen
03. Red Western Sky
04. Patchouli
05. Everything Like It Used To Be
06. Broken Tambourine
07. Knuckleduster
08. Chubby Checker
09. How Many Days
10. Summer Love
11. All Is Dead To Me
12. Trinidad
+ Bonus Track for Japan

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