We’re New Again - a Reimagining by Makaya McCraven
Gil Scott-Heron
RELEASE: 2020.02.07
Gil Scott-Heronの遺作『I’m New Here』が発売10周年を記念して新鋭ジャズ・ドラマー、Makaya McCravenによって再録/再構築されたコラボ作品として〈XL Recordings〉より発売!
2011年に62歳でこの世を去った伝説の‘黒人吟遊詩人’と語られるミュージシャン、詩人、作家でありEminemやSnoop Doggなども敬愛するラップの始祖でもある、Gil Scott-Heron。
彼の生前最後のスタジオ・アルバム『I’m New Here』が発売10周年を記念し、シカゴ発の新鋭ジャズ・ドラマー兼プロデューサーであるMakaya McCravenによって再録/再構築された作品『We’re New Again - a Reimagining by Makaya McCraven』として〈XL Recordings〉よりリリース。
オリジナルの『I’m New Here』は、2008年に〈XL Recordings〉の創設者Richard RusselによってNYで録音/プロデュースされ2010年にリリース、2011年にはJamie XXによる同作のリミックスが収録されたアルバム『We're New Here』としても発表されている。
今回『I’m New Here』のリイマジニング(オリジナル作品を再び作り直すこと)を手掛けたMakaya McCravenは、モダン・ジャズの中でも最も刺激的でユニークなサウンドを生み出す新世代ジャズ・シーンの最重要ドラマー、ビートメイカー、プロデューサーとして注目を浴びており、Richard Russelが彼のアルバム『Highly Rare』を聴いてそのサウンドに惚れ込んだことがきっかけとなり、今回のプロジェクトが実現した。
本作は、シカゴにあるMakayaのホーム・スタジオでレコーディング/制作が行われ、エレクトロニックな要素やサンプリングを駆使したMakayaならではのインプロビゼーションが加えられ、Gil Scott-Heronの世才のある詩を歌うそのディープなボーカルに更なる力強さを与えている。
オリジナル作品のサウンドをさらに豊かにするだけでなく、完全にユニークでありながらオリジナル作品を心の底から讃える内容になっている。