Ribbons
Bibio
RELEASE: 2019.04.26
春の訪れを告げる情景豊かな新作『Ribbons』がカセットテープでも発売決定!
数量限定の超貴重なパープル・カセットテープは争奪戦必至!
このアルバムに収録された楽曲のテーマや背景は、記憶や、未来への憧れ、空想、経験、フィクションなどを翻訳したものと言えるだろう。心に浮かんでくる夢が、時に憧れや喪失といった性質を帯び、時に歓喜や祝福を伴い、またはユーモアの性質を帯びることすらある。僕の歌詞は、記憶や空想、見たもの、読んだもの、または聞いたことの一場面からヒントを得たり、会話や、悲しいこと、おかしいこと、シュールなこと、深遠なこと、無意味なことなどの切れ端や、僕が行った場所、取り戻したい、あるいは訪れたい時間や場所、空想上の時間旅行、未来に対する不安など、そういったものが全部入っていて、まるで寝ている間に、夢の中で経験する謎めいたシーンの数々がパッチワークになっているように、その全部が縫い合わさっている。
僕の音楽は、そのほとんどが意識的で、すっかり目覚めた状態で見る夢の内的世界から刺激を受けつつ練り上げられたものだけど、ここ4年ほど、僕は以前よりもさらに長い時間をイギリスの田舎で過ごしていて、歩いたり、写真を撮ったり、聴いたり、録音したりしていて、これが間違いなく僕の考え方や自己表現の仕方に影響を与えているんだ。僕はスタジオの中で、自然の美しさとそれが台無しにされる様を見る悲しみの両方を想起しようとしている。また、記憶や子供時代に感じたこと、昔の画家たちによる牧歌的な風景画にも影響を受けている。心から自然を讃えていながらも、それを人為的な現実逃避で着色された窓ごしに眺めていて、そこには先天的なメランコリーと、しばしばほろ苦さが伴っている。僕にとっては、写真よりも音楽の方がそこに近づけて、なぜだか音楽が、自分が写真でやりたいと思っていることを成し遂げてくれるんだ。
ー スティーヴン・ウィルキンソン (BIBIO)
スタジオ作品としては2016年の『A Mineral Love』以来の新作となる『Ribbons』が、いよいよ来週4月12日にリリースを迎えるBibio。先行シングル「Curls」は公開されるや名曲過ぎる!と話題になり、発売前からアルバムへの期待が高まる中、『Ribbons』がカセットテープでも発売されることが決定!世界200本限定という超貴重なパープルカラーのカセットテープは4月26日にリリースされる。