ブライアン・イーノ・キャンペーン

巨星イーノを2つのキーワード〝90年代〟〝コラボレーション〟で紐解く
ブライアン・イーノの90年代を代表する2枚のコラボ作品の再発を記念し、
両作品を収納できる特製スリーヴケースや
イーノが70年代に考案したクリエイターズ必携アイテム『オブリーク・ストラテジーズ』
さらにイーノの新作アート・プリントがもらえるキャンペーンが開催決定


ブライアン・イーノが90年代に世に送り出したコラボレーション作品の名盤で、リリース30周年を迎えるジョン・ケイルとの『Wrong Way Up』(1990)と、同じく25周年を迎えるジャー・ウォブルとの『Spinner』(1995) が、高音質UHQCD(Ultimate High Quality CD)仕様で8月21日に再発されることを記念し、様々なイーノ・グッズが先着や抽選でもらえるスペシャル・キャンペーンの開催が決定!



CAMPAIGN 1
ジョン・ケイルとのコラボ作『Wrong Way Up』とジャー・ウォブルとのコラボ作『Spinner』の2作を同時購入した方に先着で両作品を一つに収納できる特製スリーヴケースがもらえる。

対象作品
Eno/Cale - Wrong Way Up [Expanded Edition] (BRC-649)
Eno/Wobble - Spinner [Expanded Edition] (BRC-650)


特製スリーヴケース



CAMPAIGN 2
対象作品を3枚以上お買い上げで応募すると、先着でブライアン・イーノによるアートプリントをプレゼント。
さらに対象商品を6枚以上お買い上げの方に、抽選でイーノが70年代に考案したクリエイター必携アイテム 『オブリーク・ストラテジーズ』をプレゼント。

*オブリーク・ストラテジーズとは、ブライアン・イーノが画家ピーター・シュミットと共に開発した"アイデア出し”の手助けをしてくれるツール。作業が煮詰まった状況を打開するヒントとなる言葉が記された100枚を超えるカードが入っており、プロデュースしたデヴィッド・ボウイの名盤『Heroes』時代から、イーノ自身も音楽制作の現場で使用しており、巨匠たちのコラボレーションも支えてきたクリエイター必携アイテム。

対象作品
Eno/Cale - Wrong Way Up [Expanded Edition] (BRC-649)
Eno/Wobble - Spinner [Expanded Edition] (BRC-650)
Brian Eno - Another Day On Earth (BRC-128S)

Brian Eno - Small Craft on a Milk Sea (BRC-275S)
Brian Eno - Drums Between the Bells (BRC-298S)
Brian Eno - Lux (BRC-356S)

Brian Eno - The Ship (BRC-505S)
Brian Eno - Reflection (BRC-538S)



オブリーク・ストラテジーズ


アート・プリント



応募方法
対象作品に封入された用紙の右下の応募券を切り取り、官製ハガキに剥がれないようセロファンテープ等でご希望のコースに応じた枚数を貼付し、必要事項を明記の上投函ください。

応募券必要枚数
・アートプリントを希望の方:3枚
・『オブリーク・ストラテジーズ』抽選応募の方:6枚

必要事項
・郵便番号 / 住所 / 氏名 / 電話番号 / 希望のコース

応募〆切
・2020年11月末日消印有効

応募ハガキ郵送先
〒153-0061
東京都目黒区中目黒3-8-15
ビートインク有限会社
ブライアン・イーノ・キャンペーン係宛

注意事項
・アートプリントは9月末より順次発送となります。
・『オブリーク・ストラテジーズ』の抽選にご応募頂いた方にもアートプリントをプレゼントいたします。
・『オブリーク・ストラテジーズ』にご当選されたお客様には12月初旬の発送を予定しております。
・当選者の発表は商品の発送をもって代えさせて頂きます。


現代ポピュラー・ミュージック界の最重要人物ブライアン・イーノのこれまでの歩みはどう切り取っても興味深いのだが、振り返るとバラエティに富んだ〝90年代〟が特別な意味を持つのがわかる。それはイーノにとって大きな収穫と挑戦の時期であった。またイーノというアーティストの大きな特徴に多くの人たちとのコラボレーションがあり、それがまた豊かな実りと、斬新な切り口への手がかりとなっているのは重要なポイントだ。そんな中でもジョン・ケイルとの『Wrong Way Up』、そして元P.I.L.のジャー・ウォブルとの『Spinner』は90年代のイーノならではのコラボ作品と言える。前者はケイルという異端と尖鋭という同質同士の、ある意味でデュオ・アルバムであり、後者はポスト・パンクの時代を先導したP.I.L.サウンドの要であったベーシストが、映画『カラヴァッジオ』のデレク・ジャーマン監督のためにイーノが書いたスコアをもとに展開したインスト集だった。

ロキシー・ミュージックとヴェルヴェット・アンダーグラウンドというレフトフィールド音楽を語る上で欠かせない両革新的バンドにおいて、創作の中心として活躍した二人のアイコンによる共作となった1990年の『Wrong Way Up』。1974年にお互いのレコードにゲスト・ミュージシャンとして参加し、また同年ケヴィン・エアーズ、ジョン・ケイル、ニコ、ブライアン・イーノによる伝説のライヴ・アルバム『June 1, 1974』を発表、それ以来二人は交流を続け『Wrong Way Up』の前年にも、イーノがケイルのアルバム『Words For The Dying』をプロデュースしている。長年に渡って育まれた二人の信頼関係が結実した本作は、ブライアン・イーノにとって1977年の『Before and After Science』以来のボーカル作品という点でも大きな注目を集め、「Spinning Away」と「Been There Done That」というシングルヒットを生んだ。今回のリイシュー盤では、シングル「Spinning Away」のB面としてリリースされた「Grandfather’s House」と「Palanquin」が追加収録される。

1995年の『Spinner』は、パブリック・イメージ・リミテッドのオリジナルメンバーであり、ベーシストとしても数多くのアーティストに影響を与えたジャー・ウォブルとコラボレーション作品。もともとは異才、故デレク・ジャーマン監督のモンタージュ映画『グリッターバグ/デレク・ジャーマン1970−1986』のサウンドトラックとして制作された音源を、イーノがウォブルに渡し、ウォブルが再構築する形で完成させている。二人以外にもCANのヤキ・リーベツァイトがドラムで参加。イーノによる深淵なアンビエントの世界に、ウォブルによるミニマルな重低音が独特のグルーヴを加えた異色の名盤。今回のリイシュー盤では、ボーナストラックとして『グリッターバグ』のサウンドトラックから「Stravinsky」と、ジャー・ウォブルによる未発表音源「Lockdown」が収録されている。

今年3月には実弟であるロジャー・イーノとの初のコラボ・アルバム『Mixing Colours』もリリースされており、ブライアン・イーノのキャリアを語る上で欠かすことのできない、コラボレーションの歴史に再び高い注目が集まっている。

ブライアン・イーノとジョン・ケイルによる『Wrong Way Up』、ブライアン・イーノとジャー・ウォブルによる『Spinner』は、8月21日に2作同時リリース。CD盤にはそれぞれ2曲ずつボーナストラックが追加収録される。国内盤CDは、高音質UHQCD(Ultimate High Quality CD)仕様で、オリジナルのアナログ盤のデザインに忠実な紙ジャケ仕様でのリリースとなる。