Time
Louis Cole
RELEASE: 2018.08.10
サンダーキャットのプロデューサーも務めたハイパー・マルチスペック・アーティスト、ルイス・コールが〈Brainfeeder〉と電撃契約!
最新アルバム『TIME』をリリース!
ロサンゼルスを拠点とするシンガーソングライター/プロデューサー、ルイス・コール。サンダーキャットが昨年リリースした大ヒット作『Drunk』にプロデューサーの一人として参加し、自らが率いるエレクトロ・ポップ・ユニット、ノウワーとして今年すでに来日ツアーも成功させるなど、着実に人気を集めている彼が、今年10周年を迎えたフライング・ロータス主宰レーベル〈Brainfeeder〉と契約!最新アルバム『Time』のリリースを発表し、新曲「When You’re Ugly」を最後まで見応えたっぷりのミュージックビデオと共に公開した。
ジャズを学び、プレイヤーとしてもメインのドラム、曲作りで主に使うというキーボードなど多くの楽器を自ら演奏するルイス。トニー・ウィリアムス、ジャック・ディジョネット、ネイト・ウッド、キース・カーロックといったドラマーたちに憧れた超絶ドラマーである一方で、彼が築き上げた特異な世界観には『2001年宇宙の旅』や『トロン』といった映画からの影響や、子供の頃にハマったという「マリオカート」や「スターフォックス」といったゲーム音楽からの影響も垣間見られる。秀でたソングライティング能力にスウィートなファルセット・ヴォイス、そして強烈なファンクネスを併せ持った類い稀な才能の持ち主である。
クインシー・ジョーンズ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、フライング・ロータスら、普通では考えられないような面々からこぞって賞賛を受けているルイス・コール。クインシー・ジョーンズは、ルイス・コール率いるノウワーを「クインシー・ジョーンズ・プレゼンツ」の名を冠して行うイベントに出演させている。ルイスはクインシー・ジョーンズの自宅リビングに招待され、マイケル・ジャクソンのカバーを聴かせたときのことを次のように振り返る。
それがある意味オーディションみたいなものだったんだと思う。僕は自分のMIDIキーボードを持参していて、彼はワカモレを食べながら曲に夢中になっていた……部屋には3人しかいなくて、何もかもが現実離れしていた。
- ルイス・コール
一方でルイス・コールは、誰もが自由にその才能を世界に向けて発信し、そこから無限大の可能性が広がる時代を体現している存在の一人でもある。パフォーマンス映像と共に、YouTubeで公開していたユニークな楽曲群が口コミで広がり、ついにはそれを見たレッド・ホット・チリ・ペッパーズのアンソニー・キーディスが、彼らのワールドツアーにルイス・コールを抜擢した。
自分がどうしてレッド・ホット・チリ・ペッパーズのツアーに出てくれって頼まれたのか、さっぱりわからなかった。ローマの会場でステージ裏にいるときも、自分がなぜここにいるのか相変わらずわかってなかった(笑) そこにアンソニー・キーディスがやってきて、僕をまっすぐ見ながらこう言ったんだ。『なあ、俺はあの「Bank Account」って歌がたまらなく好きなんだ。とんでもなくファンキーだからな』」
- ルイス・コール
サンダーキャットのバンドメンバーであり、本作にも参加しているデニス・ハムの紹介で、サンダーキャットとフライング・ロータスに出会ったルイス・コール。〈Brainfeeder〉の一員で2012年に他界したピアニストのオースティン・ペラルタとも活動。サンダーキャットをベースに迎えたオースティン・ペラルタ・トリオで演奏していたこともある。特別な友人関係を築いたというサンダーキャットとは、彼の『Drunk』で、ルイスが「Bus In The Streets」と「Jameel's Space Ride」の2曲を共同プロデュースしている一方、今作『Time』では、サンダーキャットが「Tunnels in The Air」にヴォーカル参加している。
その他本作には、現代ジャズピアニストの最高峰にて、先鋭的なスタイルでも多くに影響を与える鬼才ブラッド・メルドー、そしてアメリカン・クラシックの興隆に大きな役割を果たしたことで知られるイーストマン音楽学校のロチェスター・ストリングスが参加し、24人編成のストリングスとともにレコーディングが行われている。
〈Brainfeeder〉と契約後初となるルイス・コールの最新アルバム『Time』は、8月10日 (金) 世界同時リリース!国内盤CDにはボーナストラックが追加収録され、歌詞対訳と解説書が封入される。またiTunes Storeでアルバムを予約すると、公開された「When You’re Ugly (feat. Genevieve Artadi)」がいち早くダウンロードできる。