デビューアルバム『Aa』をリリースしてからの2年、バウアーは活動を止めていたわけではなく、数えきれないほどのトラック提供やワールドツアーを行ってきた。彼のニューシングル「3AM」は彼がどんなテンポの音楽であっても自身の音楽に変えてしまえるということを証明しており、バウンシーなビートと生々しいエネルギーは損なわれることなく、繊細な作り込みがなされている。



彼の音楽経歴は10代の頃のロンドンに始まり、フィラデルフィアを経てニューヨークへと続いており、その最中で常にラウドであり、心地よく、また知的でもあるトラックを次々と生み出してきた。
そしてこのブリージングなサマーチューン「3AM」の中ではUKのグライムシーンの若き新星AJ Tracy、そしてアップカミングなLAのシンガー、Jae Stephensをフィーチャリングに迎えている。AJ TracyはClams Casino, A$Ap Rocky, Lil B, Missy Elliot等々とのフィーチャリングをこれまでに行っており、USでの活動も広げている要注目なラッパーだ。

アフロビート、ダンスホール、そしてファンキーなハウスの要素が組み込まれたトラックに、既にクラシックR&Bな風格まで漂うAJとJaeのセンチメンタルな掛け合いが乗った「3AM」は、2018年の夏を象徴する必聴な1曲となるだろう。