Blind
Jameszoo
RELEASE: 2022.03.18
エレクトロニック・ ミュージックとジャズをブレンドして注目を集める
異能ジェイムスズーが最新作をリリース!!
フライング・ロータスと同じくRBMA卒業生で、オランダ出身の異能 ミシェル・ファン・ディンサー = ジェイムスズー。ジャイルス・ピーターソンより“John Peel Play More Jazz”賞を授与されたデビュー作『Fools』(2016年)以来、6年ぶりとなる待望の最新作『Blind』を〈Brainfeeder〉よりリリース!
本作には、長年の作曲パートナーでキーボードの名手ニールス・ブルース(Niels Broos)、スウェーデン人ベーシストのペッター・エルド(Petter Eldh)、ドラマーのリチャード・スぺイヴン(Richard Spaven)とジュリアン・サルトリウス(Julian Sartorius)ら、前作の参加メンバーが再び参加。
更に、ピアニスト/オルガニストのキム・ダウンス(Kit Downes)〈ECM〉、トランペッターのピーター・エヴァンス(Peter Evans)、ヨーロッパのフリージャズ・ムーブメントの中心人物である先駆的なイギリスのサックス奏者エヴァン・パーカー(Evan Parker)、レーベルメイトのドリアン・コンセプトことオリヴァー・ジョンソン(Oliver Johnson)他、多数のゲストが参加している。
作品はこれまで同様、ジャズとエレクトロニック・ミュージックの境界線においてさらなる探求を行っている。冒険心と実験精神に溢れたこの作品は、ヴィンテージ・シンセサイザーのコレクションを持つオランダはデン・ボスのスタジオ、"Willem Twee Studios"でのセッションによって形作られた。
「どの作曲家が、どのソリストが、どの演奏家が、そしてそれらの間の重点の移動が、私たちが聴くものを色付けている。これを回避するようなものを作ることは可能だろうか?能動的に、客観的なリスニング体験を強いるようなプロジェクトはできないだろうか?」という問いから始まった本作では、自動演奏ピアノを使用、人間の手では弾くことのできないフレーズを正確に演奏しており、既存の音楽からの脱却を図っている。
また、本作のアートワークは彼の親しい友人でもあるオランダ人アーティスト、フィリップ・アッカーマンによるものとなっており、スリーブに点字エンボスのディテールを施したブラック・ヴァイナル仕様のLPでリリースされる予定となっている。