京都を拠点に国内外問わず現代アートや舞台芸術、インスタレーションから映画音楽まで幅広く活躍する音楽家、原 摩利彦。
6月5日に3年ぶりとなる待望の最新作『PASSION』のリリースを控えている彼が、昨年12月に行われた京都ロームシアターでの単独公演「FOR A SILENT SPACE 2019」より、続々とライブ映像を公開。計4本となる映像のラストを飾る「Mmoire」が本日公開された。他にも前作『Landscape In Portrait』に収録の「Circle of Life」「Sanson Yojo(山村余情)」、そして「Habit/Nuage」が公開されている。音響派的側面と、久石譲やチリー・ゴンザレスらが奏でるような、親しみやすいピアノのメロディセンスを併せ持つ原 摩利彦の魅了が堪能できるこのライブ映像シリーズ。ぜひ自宅で過ごす時間のお供として楽しんでほしい。



待望のソロ作品『PASSION』は、心に沁みる叙情的な響きの中に地下水脈のように流れる「強さ」を感じさせる原の音世界がぎゅっと詰まった全15曲収録。マスタリングエンジニアに原も敬愛する故ヨハン・ヨハンソンが残した名盤『オルフェ』を手がけた名手フランチェスコ・ドナデッロを迎え、作品の音にさらなる深みを与えている。

アルバム表題曲であり、原自身がこの作品の方向性の決め手となったと語る楽曲「Passion」が先行配信リリースとなっており、リリースから1カ月足らずで4万回ストリームに達するなど、最新アルバムへの期待を高めている。