デビュー作『Starcrawler』を40年近い歴史を持つUKを代表する老舗レーベル〈Rough Trade Records〉より、2018年1月にリリースしたスタークローラー。アルバムは世界中で大きな話題となり、ここ日本でも期待の新人として注目の的となった。バルセロナの大型フェス、プリマベーラやUKレディング/リーズ、日本では初のジャパン・ツアーが全てソールド・アウトとなり、フジロックにも出演。アーティストからも圧倒的な支持を受けており、ロンドンの Olympic Parkではフー・ファイターズの前座を務め、サンディエゴではモリッシーの前座を務めた。ノンストップで世界中を駆け巡り演奏を披露して怒涛の1年を終えた彼らが、突如新曲をリリース!

本日公開された新曲「She Gets Around」は、ニック・ローネイ(ニック・ケイヴ、デヴィッド・バーン、ヤー・ヤー・ヤーズ)がプロデュースとミックスを手掛けた。それは、ギタリストのヘンリー・キャッシュ、ドラマーのオースティン・スミス、そしてベーシストのティム・フランコが、単にライブの瞬間を記録するということではなく、アルバムを作るという目的のためにスタジオに入って時間をかけるという、今後バンドに幾度も訪れるであろう体験だった。「She Gets Around」は、ザ・ブリーダーズやニルヴァーナのような90年代のオルタナロックバンドを彷彿とさせる一方、スタークローラー特有の独特な気力と凶暴性も披露されている。益々注目度を高める彼らだが、今後はベック、ケイジ・ジ・エレファント、スプーン、ザ・ディスティラーズとのツアーも予定されている。