album / manufactured by Traffic Inc. / licenced from Quarterstick Records ('08.8.27)
CD (TRCP38 / Japanese): 2300 yen
ポスト・DEATH CAB FOR CUTIE 最右翼!! 2008年<Touch & Go> 最・プライオリティ・バンド!! 恐るべき若者達、アグリースート・デビュー!!!
とにかくとんでもない若者が現れたものだ。 米シカゴのインディ・ロック最重要レーベル<Touch & Go>の傘下レーベル<Quarterstick Records>からデビューする6人の若者達ーTHE UGLYSUITのことである。ここにはただのポップ・ミュージック以上のポピュラーさが存在する。これぞ米Billboad Chartで1位を獲得したMODEST MOUSEやDEATHCAB FOR CUTIEに引き続きアメリカ国民を、そしてここ日本の良質なリスナーを虜にするだろう。DEATH CAB FOR CUTIEを彷佛とさせる流麗に流れていくギター、渋く暖かい音色のエレピ、彼等の出身地オクラホマの大地を感じさせるブルージーな極上メロディはオルタナ・カントリーの旗手、WILCOにもひけを取らない。その歌声はSUN KIL MOONやボニー”プリンス”ビリーといった唄心に重きを置くインディー・フォーク・シーンを代表する者達をも彷佛とさせる。そしてバンドは淡々と音層を増しカタルシスを迎え、聴く者をサイケデリアの渦の甘美な桃源郷へと連れ出す。 その一方でシングルカットされたM2では彼等の持つポップセンスが突出していている。M7、9などは初期COLDPLAYやTRAVIS を彷佛とさせるが、さらにUGLYSUIT独自のサイケデリック感とUSインディー・ギターロックの面影が加わる。何より楽曲の完成度の高さと彼等がまだ20歳そこそこの若者ということに驚く。構成やメロディー、音のレイヤー具合、合間に入るエレピやオルガンの絶妙なバランス。その心地よさは綿密に計算されてこそ初めて生まれるものだ。ポップスとして完成された楽曲に、サイケデリアに埋もれる甘美感をギターが加え、それは最高に心地よいものになる。純粋に、誠実に暖かみあるサイケ・ロック・サウンドを鳴らす辺りは同郷のFLAMING LIPSやYO LA TENGOとの共通性も見出せる。この若者達にとって「ヴェルべッツ・ミーツ・ブライアンイーノ」という評価も決して過大評価ではないだろう。ヒッピーの格好を真似てライブをし、サイケ感に溢れたアンビエント・ポップを鳴らす辺りは次世代のディベンドラ・バンハードとも言えるかも知れない。
<Tracklisting> 1. Brownblue’s Passing
2. Chicago 3. Brad’s House 8. Happy Yellow Rainbow 4. …And We Became Sunshine
5. Elliot Travels 10. Chicago (acoustic) * Bonus Track
6. Anthem Of The Arctic Birds
7. Everyone Now Has A Smile
8. Happy Yellow Rainbow
9. Let It Be Known